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9.5点(レビュー数:2人)

作者森永みるく

巻数5巻 (完結)

連載誌コミックハイ!:2006年~ / 双葉社

更新時刻 2010-12-04 23:24:09

あらすじ 女子高に通うまりはある日、クラスメイトのあっこに話し掛けられ初めて一緒に帰る事になる。それまで話したこともなかった2人だったけれど・・・

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GIRL FRIENDSのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

9点 臼井健士さん

真っ向勝負のガール・ミーツ・ガールを描く百合漫画。
この絵の上手さ・可愛さ・美麗さがなければこの世界観は描けまい。

地味めな高校生・真理子が女子校1年生の2学期、それまで話したこともなかったクラスメイトのあっこに
話し掛けられた。おしゃれや化粧品に詳しくて、友達が多くて、賑やかで、
自分とは正反対で・・・・・・・・・・・。
最初はあっこが自分に近づいてきた意図が分からずに戸惑うばかりだった真理子。
けれど彼女と付き合ううちに自分がそれまで知り得なかった新しい世界を知り、
新しい自分を見出していく。切っ掛けを与えてくれたのは彼女。
いつしか2人は親友に。正反対の性格がどうして惹かれあったのだろう?

そこから始まる2人が結び付くに至った理由とは何か?
それを解き明かすための物語。
ボーイ・ミーツ・ガールが「冒険の始まり」であることは多くの作品で証明されている純然たる事実。
では、「ガール・ミーツ・ガール」は何の始まりなのか?

「恋は友情を前提とするもの」なのか。
それとも「友情の延長線上に恋が存在する」のか。
では「愛情」は?
女同士であろうと、親友であろうと、惹かれあう気持ちは止められず、好きな気持ちは抑えられないのだ!!!
たとえいつの日か終わりを迎えるときが来ようとも、共に過ごした日々は生涯の宝となって胸の奥のしまわれることだろう。

男子を追い出しての青春に一喜一憂するも良し、悶々とするも良し。
陽炎の如き儚さを少女たちの愛らしさの中に見るも良し。
さて、一堂。最後までお立会い!である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-04 23:27:55] [修正:2012-01-03 09:45:37] [このレビューのURL]

10点 lasswellさん

百合漫画として最高傑作だと思う(そんなに数読んでないけど)し、恋愛漫画としても最高クラスの作品。

友達→親友→恋人という過程はなかなかうまくいかずお互い楽しかったり苦しかったり。それを乗り越えて結ばれる真理子とあっこは見てて羨ましくもあるし微笑ましい。またその時のセリフも印象に深く残りました。

こういう恋愛って世間はあんまり認めてもらえない傾向にあるけど、この二人なら認めてくれると思う。それぐらいのレベル。百合が苦手じゃなければ是非おすすめしたい

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-07 23:58:46] [修正:2011-06-18 13:06:48] [このレビューのURL]


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