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6.5点(レビュー数:2人)

作者秋乃茉莉

巻数10巻 (完結)

連載誌ホラーM:1994年~ / ぶんか社

更新時刻 2010-12-09 01:21:06

あらすじ アメリカは南海岸の大都市にあるチャイナタウンに、どんな動物でも手に入ると噂されるペットショップ「COUNT D」があった。その店番をつとめる、通称「D」と呼ばれる謎めいた中国人を中心に、ペットショップにやってくる客と彼らの買っていったペットたちの織り成す、ミステリアスなファンタジー。
(Wikipediaより)

備考 1999年、テレビアニメ化。
朝日ソノラマ(ソノラマ文庫)版は全7巻。
続編に「新 Petshop of Horrors」がある。

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Petshop of Horrorsのレビュー

点数別:
1件~ 2件を表示/全2 件

7点 p-mcgoohanさん

終盤になって展開は大きくなっていく反面、失速していった感がある。

ただし、序盤の1話完結ストーリーに関しては秀逸。
伯爵のキャラが一際目立っているが、市警の刑事たちもかなりイキイキとしている。

深夜の生放送番組のショートアニメ枠で放送されていたのを覚えているが、
それで放映された「ウサギのアリス」、「トカゲのメデューサ」、「人魚のエヴァ」「麒麟」回は思い出深い。

関俊彦さんの演じる伯爵は強烈に記憶に残っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2018-06-17 14:18:32] [修正:2018-06-17 14:18:32] [このレビューのURL]

6点 とろっちさん

奇妙な動物ばかりを扱うペットショップを舞台にした、一話完結のショートショート。
幻獣に人が喰い殺されるシーンなんかも結構ありますが、特段グロい漫画ということでもなく、
タイトルとは違ってホラーでもありません。
ちょっと不思議で残酷な要素を秘めた、オムニバス形式のファンタジーです。

毎回のゲスト(=ペットショップの客)がペット(というより幻獣)を購入し、トラブルが起こったり、
逆に抱えていたトラブルが解決したり、というのが一応の話の核です。
が、回を重ねるごとに、狂言回しの中国人店員と話をかき回す米国人刑事のコンビが前に出すぎて、
ゲストがだんだん目立たなくなっていきます。
まぁそういうもんかと思って読めますが、基本的に最後のドンデン返しが小さめなので、それでもオチに
期待して読むか、ストーリー全体を楽しんで読むかで、作品の評価が異なってくるかもしれません。

コメディ色が強いのも嫌いではないですが、それが故に話全体の緊張感が損なわれてしまうことが
たまにあるので、もったいない気もします。
話のレベルとしては各話そんなにばらつきがなく、それなりに安定している印象ですが、
たまに飛び抜けて面白い話もあり、こういうSF系のオムニバスが好きな人なら満足できると思います。

続編の「新 Petshop of Horrors」は舞台を歌舞伎町に移しただけで、基本的には同じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-09 01:26:10] [修正:2010-12-09 01:27:35] [このレビューのURL]


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