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6点(レビュー数:1人)

作者萩尾望都

巻数1巻 (完結)

連載誌マーガレット:1997年~ / 小学館

更新時刻 2011-02-08 12:41:15

あらすじ ぼくたちはロケットが大好きだった。土曜日の朝の宇宙空港、爆音とともに大空へ消えゆく光点。いつかあのロケットで星の海を渡っていくことを、ぼくたちはずっと夢みていたのだった…。少年たちの宇宙への憧れに満ちた表題作をはじめ、深海の闇にまどろむ恐竜を100万年の時を越えてよびさます「霧笛」、万聖説の宵は妖魔たちの饗宴「集会」など、レイ・ブラッドベリの傑作短編を萩尾望都が描く、珠玉のSFポエジー全8編。

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ウは宇宙船のウのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

6点 ジブリ好き!さん

自分はブラッドベリという人物をよく知らないが、どうやらSF界的には重要な人物で、言葉のセンスが非常に良い人らしい。
そして確かにこの作品はSFで、それも叙情的なものから怪奇的なものまでバラエティに富んでいる。
ただ、いかんせん古い。SFの古典でオリジナルなのかもしれないが、SF好きなら似たものを見たことが一度はあると思う。
したがって、SF初心者の方や原点を重視する人にオススメ。

決して悪い作品じゃないです、むしろ名作。
しりあがり寿が「方舟」で、想像力の欠如を語っていましたが、この作品は読み手の想像力に訴えてくる部分が多いです。「泣きさけぶ女の人」「ぼくの地下室へおいで」「びっくり箱」なんかはまさにそう。
「みずうみ」のラストなんか、「ああ、SFだぁ」って感じます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-08 12:59:08] [修正:2011-02-08 12:59:08] [このレビューのURL]


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