ホーム > 不明 > Eleganceイブ > 緋の稜線

8.33点(レビュー数:3人)

作者佐伯かよの

巻数25巻 (完結)

連載誌Eleganceイブ:1986年~ / 秋田書店

更新時刻 2011-04-03 15:49:33

あらすじ 第二次大戦から戦後の激動の時代を、女性が切り開いていく壮大な物語。
強制的にお見合いで結婚させられた瞳子。夫はそのまま出征し、戦中に嫁ぎ先のデパートは戦火に消えた。女だてらにデパートを復興させることを決意した瞳子は、公にも、プライベートにも次々と襲いかかる難題を乗り越えていく。
物語は昭和が終わるまで続く、まさに女の大河ドラマ。

備考 文庫版は全16巻、単行本は全25巻

シェア
Check

緋の稜線のレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

10点 sinanaiさん

一生懸命生きているのに自分の思い通りにならない時代に強くたくましく生きた、とても悲しい話です。
胸が締め付けられっぱなしでした。
でも人にお勧めしたいすばらしい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2017-03-06 23:39:26] [修正:2017-03-06 23:39:26] [このレビューのURL]

8点 takamさん

少女漫画ですが、男性も楽しめると思います。

主人公瞳子が魅力的。
後半はもう作中の男性と同じく崇拝の域に達するぐらい。

緋の稜線というタイトルのように、起伏にとんだ人生を歩みながら、振り返るとその選択の一つ一つが幸せにつながっているように感じます。

何度読み返しても面白い。
自信を持って、お勧めできます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-03-27 00:21:52] [修正:2014-03-27 00:21:52] [このレビューのURL]

7点 blackbirdさん

華やかな佐伯かよのワールド全開の、壮大な女の大河ドラマ。
女は黙って男の後をついていく時代、自分の力を信じ、運命を切り開いていくパワーの持ち主・瞳子の行動力には驚かされる。
同じく驚異的な女のパワー全開の和音は、小気味よい存在。後半になるにつれ、存在感も増す。

戦中・戦後・高度成長期・オイルショックなど、昭和史を読んでいくよう。
きっとあの企業の話、とか、ああいう私鉄を買収して東京の街を作っていったんだなとか、昭和史を追っていけるので、面白いです。

その中で、複雑な人間関係となった家族それぞれの思いや苦しみが、様々に描かれる。成功を収めたか瞳子も、相当な苦悩をしょって生きてきた。
色々ありますが、よくぞここまでまとめたなと思う大作です。


昇吾が途中でいなくなってしまったのはちょっと驚きましたね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-15 22:46:10] [修正:2011-06-18 15:16:14] [このレビューのURL]


緋の稜線と同じ作者の漫画

佐伯かよのの情報をもっと見る

同年代の漫画

Eleganceイブの情報をもっと見る