ホーム > 少女漫画 > 別冊マーガレット > ダンシング・ゼネレーション

9点(レビュー数:1人)

作者槇村さとる

巻数4巻 (完結)

連載誌別冊マーガレット:1981年~ / 小学館

更新時刻 2011-04-10 21:03:16

あらすじ 高校の同級生まゆみのダンス・オーディションに付き添った愛子。そこでカンパニーの神崎に挑発され、些細なことでやめてしまったバレエへの想いが再燃する。オーディションに落ちた仲間達と、実験的なチームが作られ、やがてNYへの憧れが膨れ上がる。

シェア
Check

ダンシング・ゼネレーションのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

9点 blackbirdさん

少女マンガ系、スポ根サクセスストーリーの王道。

バレエをいつの間にかやめてしまった高校生の愛子が、神崎の踊りに賭ける情熱に触れ、踊る楽しさを思い出す所から始まる。
さらに本場NYでダンスに触れ、その魅力に憑りつかれ、やがてただ楽しいだけでなく、プロとして認められたいという強い思いを抱くようになる。

その間に、友情や仲間といった「青春」ぽさや、同じ道を目指しながら才能を意識しあう嫉妬という醜い感情、挫折、そして恋愛などが程よく混ざり合う。
都合よく成功の階段を駆け上るだけではなく、色々な思いが交錯し涙を流しながら踊り続ける愛子の姿に引き込まれてしまう。

執筆当時のディスコや、ダンスチームなど、古いところがあるのはご愛嬌。
ただ、結末がわかっていても何度も読み返しては、若さや才能がある事への羨ましさを改めて感じられる、きらきらした作品。

ナイスレビュー: 3

[投稿:2011-04-10 23:02:52] [修正:2011-05-07 23:15:39] [このレビューのURL]


ダンシング・ゼネレーションと同じ作者の漫画

槇村さとるの情報をもっと見る

同年代の漫画

別冊マーガレットの情報をもっと見る