マリー・アントワネットの料理人のレビュー
6点 kikiさん
なんていうかB級娯楽漫画としてはピカイチな作品。
一見18世紀ヨーロッパの様々な地域の(もちろん主にフランス)当時の料理のウンチクがあって、宮廷料理人が腕を振るう話なのですが、マジメなようでばかばかしく、ばかばかしいようで真面目な感じでしょうか。
だって主人公は元江戸幕府の田沼意次の料理番をしていて、どうやってか鎖国の日本を飛び出して、本当になぜかマリーテレジアの料理人に再就職できた人ですから…この時点で「なんでやねん」
そして繰り出される謎の調理技、マリーアントワネットようりも偉そうな態度などもう色々ツッコミどころ満載だけど、突き抜けててそれなりに面白いと思います。こういう作品好きなんだけどなぁ2巻で終了して残念。
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[投稿:2014-08-01 15:32:55] [修正:2014-08-01 15:32:55] [このレビューのURL]
6点 s-fateさん
ベルサイユ宮殿に紛れ込んだ日本人の主人公が難題を突きつけられ料理勝負をするハメになる→日本時代の回想→ちょっと外出してくるでござる→ヒント発見→勝負→勝利→ハッピーエンド、という流れで毎回話は進みます。肩の力の抜けたベテランの、ごく安定した作品という感じでサラッと読めます。
その反面、起伏の激しい作品を好む人や、ウンチクを織りまぜつつも実はフィクションという作風に抵抗のある人には向かないかもしれません。
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[投稿:2011-04-16 11:03:08] [修正:2011-04-16 11:03:08] [このレビューのURL]