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7点(レビュー数:1人)

作者芦原妃名子

巻数1巻 (完結)

連載誌ベツコミ:2006年~ / 小学館

更新時刻 2011-05-26 11:13:04

あらすじ 作家だった祖父の私小説が死後発見された。それは愛妻家と思われていた祖父の、愛人への想いをつづったものだった。

備考 「12月のノラ」も収録。

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月と湖のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

7点 blackbirdさん

信じていた祖父に裏切られてしまったような気持。
祖母への愛を脅かしたような愛人(?)への不信感。
そして、3人の愛情や交錯した思いに、自分が現在直面している彼との
ぎくしゃくした関係を重ねて、色々と思案する一葉。

複雑な事情の中で秘めてきた大人の想いは、まだ純粋な一葉には
理解しがたいけど、だんだんとそんな秘めた感情があるということ、
正直にばかり生きてはいられないことを知っていく。

不器用に、真正直に思い悩み、今度は自分の恋愛に決着をつけようとする
一葉。応援したくなりますね。

作者の誠実さを感じます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-28 14:30:31] [修正:2011-05-28 14:30:31] [このレビューのURL]


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