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6点(レビュー数:1人)

作者清水玲子

巻数1巻 (完結)

連載誌LaLa:1992年~ / 白泉社

更新時刻 2011-07-27 23:43:39

あらすじ 人型ロボットのジャックは食欲を感じるプログラムがあり自分でも人間だと思っていた。5年前同僚と監禁された際、同僚は餓死したがジャックは3ヶ月何も食べずに死ななかったことにより人間ではない事を知り、自分の意味のない食欲を嫌悪するようになる。
ジャックは誘拐された王女救出の任務のさなかルビィと出会う。彼女は儀式として人肉を食するフォトゥリス人であった。

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22XXのレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

6点 kikiさん

カニバリズムと宗教心と食欲がうまくミックスされた作品。
親(人)を食べてその人の命を受け継ぎ、自分もまた子供に
自分を食べてもらうことで魂が浄化されると信じている
フォトゥリス人のルビィ。
食欲は起こるが別に食べなくても生きられるそして生命を
生み出す事のないロボットのジャック。
物語の展開はラストバタバタした感じがするけれど、この二人を
通して食べることとは何かと色々考えさせてくれました。

清水玲子の作品ってテーマの観点が非常に興味深いと思います。
ただの異星が舞台でロボットが出てくるだけでなく、それに
カニバリズムを組み合わせるなんて面白い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-31 22:00:58] [修正:2011-07-31 22:00:58] [このレビューのURL]


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