ホーム > 青年漫画 > ビッグコミック > 男樹

9点(レビュー数:1人)

作者本宮ひろ志

巻数6巻 (完結)

連載誌ビッグコミック:1979年~ / 小学館

更新時刻 2011-09-30 00:26:23

あらすじ 暴力団・村田組組長を父に持つ村田京助が、新たな男の生き方を求めて激動波乱の中を突き進む!!燃える男の青春巨編!!

シェア
Check

男樹のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

9点 玄米茶さん

北陸の村田京介少年が、血で血を洗う抗争を通じて日本のヤクザのトップに登りつめていく物語。全6巻という巻数らしくストーリーが締まっていて、本宮ひろ志のイイところが詰め込まれています。

「男樹」というタイトルが示す通り、男の人生を「樹」に例えたようなマンガです。「樹」が大きく育つ為には、その為に死ぬ、他人という「こやし」が必要になります。自分が大きくなる為に他人を殺すことを正当化できるのか…。本宮マンガの主人公達は必ず此処で躊躇し、悩みます。

このマンガの主人公村田京介も、この問いに悩み、最後に彼らしい結論を出します。ある意味「筋が通ってない」その姿を魅力的に描くのも、本宮マンガの懐の深さにつながっているのだと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-30 00:29:49] [修正:2011-10-09 00:26:23] [このレビューのURL]


男樹と同じ作者の漫画

本宮ひろ志の情報をもっと見る

同年代の漫画

該当なし

ビッグコミックの情報をもっと見る