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6.83点(レビュー数:6人)

作者岩泉舞

巻数1巻 (完結)

連載誌短編集:1992年~ / 集英社

更新時刻 2011-11-05 02:13:00

あらすじ 岩泉舞唯一の単行本にして、短編集。

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七つの海のレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全6 件

6点 朔太さん

皆さんのレビューを見ると大変評判が良いですね。
発刊された単行本がこの作品だけなのにと思い、
探し出して読んでみました。

初投稿作品の「ふろん」がやはり独特の味を出ています。
中高生向け小説に似た題材はあったかな、という気もしますが・・。
初期の絵柄は何気に高橋留美子さんと同じテイストです。
10年ほど遅れて登場されたので、相当影響を受けられた
のかもしれません。(想像ですが・・)

しかし、5,6作品目には、留美子さんとは異なる絵柄になってきました。
こんな良い作品を出されながら引退されたのだから、
今はもっと人生をエンジョイされておられるのでしょう。
「漫画を描く」以上に素晴らしいものを見つけられたと信じたいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-11-16 18:20:22] [修正:2022-11-16 18:20:22] [このレビューのURL]

6点 Leonさん

表題作とデビュー作「ふろん」がずば抜けて面白い。
バトル漫画だらけのジャンプでこれだけメッセージ性や
優しい作風は異質だろう。他の方が仰ったが
これだけしか出ていないのがもったいない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-09-22 18:29:36] [修正:2022-03-30 01:36:36] [このレビューのURL]

8点 KPT-1さん

14回も重版されただけあってどれも珠玉でした。
特にデビュー作「ふろん」は衝撃を受けた。
作者がこれきりで漫画業界を去ってしまったのが残念だ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-16 08:04:05] [修正:2014-05-26 19:29:29] [このレビューのURL]

6点 torinokidさん

良作ですね。
とくに表題作と「ふろん」は秀逸。

作品によっては絵柄が
微妙に高橋留美子チックなのは御愛嬌。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-10-26 06:25:57] [修正:2013-10-26 06:25:57] [このレビューのURL]

7点 jdf54jさん

無名作家の短編集にもかかわらず14回も重版された、知る人ぞ知る名作。
6作品が収録されているが、どれも話が練りこまれており
週刊少年ジャンプで連載されていたとはとても思えない程の
ハイクオリティー。絵柄は少年漫画だが、誰もが経験した上手く言葉に
できない思春期の思いを漫画で表現した、そんな漫画。
アワーズやフラッパー辺りで連載してそうな内容なんだけど
これはモラトリアム期真っ只中のジャンプ読者に是非読んでいただきたい。

特筆すべきは表題作の七つの海。大人になりたくない小学生の思いと
子供に戻りたい祖父の思いが、七つの海というゲームソフトを通じて
絡み合い、除々にスライドしていく構成力、思春期の
割り切れない思いと大人への成長、読んでいて切なくなる。
現役の漫画と比べ、オチが淡白なのが唯一の欠点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-29 01:21:19] [修正:2012-04-10 11:08:48] [このレビューのURL]

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