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7点(レビュー数:3人)

作者藤澤勇希

巻数12巻 (完結)

連載誌週刊少年チャンピオン:2000年~ / 秋田書店

更新時刻 2012-01-17 00:03:22

あらすじ

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BM ネクタールのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

8点 gundam22vさん

一昔前のホラーパニック漫画ですが、人類の死活命題(本作は食糧)と危険な科学技術について考えさせられる設定は今でも十分に通じるかと思います。時代が変遷して登場人物が変遷する3部構成(10歳、13歳、20歳)ですが、それぞれの話に繋がりと変遷ならではの面白みがあり、全12巻で中だるみなく一気に読み切れる面白さがあります。作者が舞台作家らしくテンポの良さ(現在の漫画ならどれだけ引き伸ばされたか)、たまにハッとするセンスの良いセリフは上手さがあります。

画力はあれど絵柄に癖が強く、年齢に合ってないような老けキャラ達の連発、悪人は見るからに悪人相の少年漫画の悪い意味での定番、キャラ達の年齢設定は地位や行動みるともう5歳はあげても良かったのでは、三部は展開にご都合色が強い、など問題点も感じましたが、チャンピオンの暗黒時代を支えたとの評もあるだけの隠れた名作だと思います。大団円でまとめながら一抹の皮肉を残すオチも印象的で良かったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-06-16 21:54:58] [修正:2015-06-16 21:57:09] [このレビューのURL]

7点 黒巣さん

食べた量だけ数が増え、食欲以外の本能がない人工食用生物。
銃で撃とうが刀で切ろうが効果はなく、芯まで焼却するくらいしか方法はない。
僅かに漏れ出しただけで町を壊滅させる恐ろしい被害へと発展する。

「逃げる」ことが手に負えないモンスター相手にどこまで大切かを分からせてくれる一冊である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-07-05 00:51:17] [修正:2014-07-05 00:51:17] [このレビューのURL]

6点 jdf54jさん

食肉用として遺伝子改良された生物BMが人間を片っ端から食い荒らす
パニックホラー。異常な数で増えていくので、
食糧危機を救ってきた反面、管理された施設から1匹逃しただけで
手に負えなくなった。ひたすらBMから逃げ回ってるだけの内容だけど
面白かった。この作者は他の漫画もモンスター系が出てくる
パニックホラーが多く、どうしたら面白くなるかをわかっていると
思う。当時のチャンピオンではこれを一番目当てに読んでいた。
BMは2種類いるが、どちらもキモいけどなんか魅かれる造形をしてる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-03-25 16:51:34] [修正:2012-03-25 16:54:31] [このレビューのURL]


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