ホーム > 青年漫画 > イブニング > 銃夢-GUNMM- Last Order

7.12点(レビュー数:8人)

作者木城ゆきと

巻数19巻 (完結)

連載誌イブニング:2000年~ / 講談社

更新時刻 2009-11-25 06:30:41

あらすじ 悪魔の頭脳デスティ・ノヴァとの闘いの果て、ガリィが目覚めたのは「秘密」が暴かれ混沌と化した空中都市ザレムだった。怒涛のテンションで突き進むサイバーパンク・アクション新章!

備考 やむを得ず完結させた「銃夢」の結末を描き直したいという作者の思いから、パラレルワールドではなく完全な続編として描かれている。「銃夢」単行本9巻の155ページから本作につながっている。単行本は大型サイズで発売。元々はウルトラジャンプで連載されていたが、途中で作者が編集者とトラブルを起こしたためにイブニングに移籍。また、それに伴い新装版の単行本が発売された。

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銃夢-GUNMM- Last Orderのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全8 件

6点 でこぽんさん

ガリィの犠牲と共に美しいエピローグを迎えた
「銃夢」の続編かと思いきや、若干巻き戻されてザレムから始まります。

相変わらず絵のレベルは非常に高く、
スピード感溢れるカッコイイ格闘バトルを見せてくれます。

高度な科学技術を使った(らしい)なんかよく分からんがスゴイ技や
兵器、メカ、宇宙都市なんかが出てきて
「こんな事ができるのか・・・」といった驚きがあり、楽しめます。

ただ、世界の秘密や隠された謎が明らかになってゆく前作と比べて、
最近はずっと戦ってるばっかでなんだか物足りない気もします。
サイバーパンク冒険ロマン→SFバトルアクションになった感じです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-05-08 21:46:59] [修正:2012-05-08 21:46:59] [このレビューのURL]

6点 columbo87さん

銃夢のリメイク的続編。格闘中心で、大会が長く続く。序盤からの展開は非常にショッキングでわくわくさせられる。
大会も楽しいが、そろそろオワって欲しいような、絶火さん小物になったぞなんか。
絵は洗練されたが、昔のほうがすきだったかも

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-23 22:39:05] [修正:2011-07-23 22:39:05] [このレビューのURL]

7点 booさん

無印銃夢のラストが作者の意にそぐわなかったということで急遽始まった銃夢の続編です。
個人的にはあのラストには満足していたのですが、好きだった漫画の続きが始まるというのはそれを抜きにしてもうれしいですね。

前作で大分広がった世界がさらに広がっていきます。
無印ではクズ鉄町から見て神の国のように思われていたザレムですが、広い宇宙の一都市でしかありませんでした。
舞台は宇宙都市イェールへと進んでいきます。
無印同様基本的なプロットはガリィの自己探求につながっていきます。
そこにアクション、SF要素、ガリィの過去など絡めていくことも同様です。

しかし、どうも劣化したのが否めません。
絵はデジタルになって見やすくなりましたが、前作が世界観的にもあってた様な気がします。
ガリィの自己の探求という軸がぶれてきている気もしますしね。
天下一舞踏会をこの世界で書きたかっただけなのか?
そもそも現在ガリィが無敵になりすぎて戦闘に緊迫感がないというのが痛いです。
私は強くて、でも弱くて、、わがままで、気まぐれで一貫してない人間らしいガリィが好きだったんですよ。
このままだと神様にでもなってエンドとか勘弁して欲しいですが。
とはいえそこはこの作者ならまとめてくれると信じています。

余談ですが、ジェームズ・キャメロンの映画は期待しています。
まだアバターの続編とかあるので時間はかかりそうですが、一番映画化にあたって向いている監督だと思うので気を長くして待っています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-05 15:12:30] [修正:2011-06-05 15:12:30] [このレビューのURL]

7点 十歩神拳さん

前作と比べると、作者の偏った考え方を思わせる場面もマイルドになり好印象。

ゼクスをはじめとする新キャラによる影響かと思いますが、作風も前作のハードなSFと比べ、少年誌に載るバトル漫画を青年誌向きに発展させた感じになったので比較的気楽に読めます。

しかしバトル中心の展開になったため戦闘が間延びし、さらに月刊ペースというせいもあってか、前作のキレのある展開と比較すると若干だれている印象が。
週刊ペースでこのクオリティならすばらしいんですが。


あと、ガリィの心が折れる→復活、という展開が繰り返されているのが少し鬱陶しく感じ、作者はなぜこんな心の弱い主人公にしたのかと思っていましたが、刀耳の「不屈とは心が折れないという意味ではなく、心が折れてもなお立ち上がる者のことを言う」という台詞で納得しました。
ガリィを見ていると非常に説得力を感じます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-05 15:24:50] [修正:2009-12-09 09:13:27] [このレビューのURL]

9点 Sealさん

銃夢(無印)を読んでいないと導入部は入りにくいと思う。
自分は銃夢を読んでから比較的間を空けずにこの作品を読み始めたのですんなり入れた。
前作同様非常に質の高いSF漫画だが、本作ではさらにスケールアップしている。
前作で謎のままだった、ガリィの生い立ちや世界の成り立ちが徐々にその全貌を現してくる辺りも
前作からのファンにはたまらないところだろう。
カエルラを始め、魅力的なキャラクターも次々に登場し飽きさせない。
自分はノヴァ教授のマッドサイエンティストっぷりが好きだったりする。
今後、ストーリーがどのように収束していくのかが楽しみでならない。


前作も含めこの作品は「人間とは何か?」のような哲学的なテーマに貫かれていると思う。
脳だけが生身のアンドロイドは人間なのか?脳をチップに置き換えている人間はロボットなのか?
自分はノヴァのこのセリフが好きだ。

「生の始まりは化学反応にすぎず
魂は存在せず
精神は神経細胞の火花にすぎず
人間の存在はただの記憶情報の影にすぎず
神のいない無慈悲な世界でたった一人生きねばならぬとしても…なお…

なお我は意志の名の元に命ずる
「生きよ」と!!」

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-23 19:50:52] [修正:2009-03-23 19:50:52] [このレビューのURL]

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