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6点(レビュー数:3人)

作者梶川卓郎

原作西村ミツル

巻数36巻 (連載中)

連載誌週刊漫画TIMES:2011年~ / 芳文社

更新時刻 2012-05-26 23:34:07

あらすじ 現代の料理人・ケン。彼が目を覚ますとそこは戦国時代だった。京で評判の料理の噂を聞きつけた信長は、強引にケンを自分の料理人にするが…!?戦と料理が織りなす前代未聞の戦国グルメ絵巻!

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信長のシェフのレビュー

点数別:
1件~ 3件を表示/全3 件

6点 臼井健士さん

記憶を失った現代人が過去へタイムスリップして、現代技術を駆使して活躍するという展開で、「料理版」とも言うべき作品。

戦国時代で織田信長に召抱えられるという流れのため、天下統一へ向けてのイベントの数々に主人公は立ち会うことになり、それぞれのイベント毎に料理を以て事件を解決していかなければならなくなるというわけだ。

「料理」自体は「駆け引きの手段」という位置付けで、所謂「ウンチク」の類を長々と披露し続けるような作品に非ず。

むしろ、秀吉・家康・信長は勿論の事、足利義昭・浅井長政といった戦国の世の著名人たちとの交流という大きな流れが話の肝。

主人公が何故記憶を失っているのか?
料理の技術はどこで学んだのか?
歴史オタクなのか?(笑)

という横軸の謎も「長期連載」のための必要事項である。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-27 02:58:14] [修正:2013-07-27 02:58:14] [このレビューのURL]

6点 s-fateさん

 はやい話が凄腕のシェフが記憶をなくして戦国時代にタイムスリップしてタイトル通りの立場になり、平成の料理で様々なイベントをクリアしていく話です。
 戦国時代の食材と道具という縛りがある中で、頭抜けた知識と状況判断力で信長に斬られることなく、ついには戦況すら料理で変えるとこまで来ています。戦国時代というもう一つのテーマも並行してうまく描いているので、料理漫画にありがちなワンパターンに陥らないところが面白いです。
 ただ、どう考えても博識すぎること、記憶をなくしている割には料理のことは相手が絶対理解できない現代の言葉で立て板に水のごとく説明しまくる、特大鍋かついで行軍についていけるほど体力がある等、ご都合主義的な部分もあります。
 個人的には記憶が戻ると面白いことになりそうな気がします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-04-09 23:27:18] [修正:2013-04-09 23:27:18] [このレビューのURL]

6点 kikiさん

料理人が唐突に戦国時代にタイムスリップし、信長に気に入られて
彼の料理人になる。戦国時代の歴史上重要な出来事を料理の腕を
ふるって様々に解決していく主人公…。

信長の歴史をなぞるタイムスリップ物多いなぁ。
主人公が記憶を失ってて、未来から来たことは分かっているけど
自分自身が誰なのか平成時代のことを思い出せなくさせて
いるのは物語を面白くしていると思います。

ただ重要人物との取引はともかく合戦でも料理がキッカケで解決に
導かれるっていうのはちょっとひきました。
が、戦国時代の民衆達は何を食べていたかとか調味料事情などが
描かれているのが興味深くていいです。

それにしてもケンさん、醤油が1580年代以降にできたとか
戦国時代のわりと小さめの出来事の年代をバッチリ覚えていたり、
また山などを歩いて食材をサラリと確保できたり、動物をパッと
捌いたりできて能力高すぎ!
この人平成の世でも普通じゃないよ。
これからの出来事よりもケンさんが何者だったのかが気になります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-03-06 22:19:37] [修正:2013-03-06 22:19:37] [このレビューのURL]


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