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6点(レビュー数:1人)

作者黒百合姫

原作風野真知雄

巻数1巻 (連載中)

連載誌サムライエース:2012年~ / 角川書店

更新時刻 2013-08-15 13:55:37

あらすじ 平戸藩の御船手方(おふなてかた)書物天文係の雙星彦馬(ふたぼし ひこま)は三度の飯より星が好きで、先祖伝来の田畑を売ってまで望遠鏡を手に入れた、藩内きっての変わり者だった。そんな彦馬の下に、上司の紹介で美しい妻・織江(おりえ)が嫁いでくる。彼女を一生涯大切にしようと心に誓う彦馬だったが、幸せな生活は織江の失踪によってわずか1か月で終わってしまう。織江は平戸藩の密貿易疑惑を探る幕府の密偵だったのではないかとの情報が寄せられながらも、もう一度織江に会いたいと強く願う彦馬は隠居し、商家の養子となり江戸店を取り仕切っている親友を頼って江戸で暮らし始める。星好きで変わり者とされていた彦馬だったが、鎖国を解き国を開きたいとの開明的な思想を持つ元平戸藩主の松浦静山(まつら せいざん)にその知識の広さを見込まれ、彦馬もまた静山の考えに同調していく。自身が経験したことや人から聞いた不思議な出来事や怪奇事件について『甲子夜話』という書物を執筆中の静山は、彦馬に謎解きを求めるようになり、広く深い知識を有する彦馬は、織江探しと並行して巷間に起こる謎を解いていく。一方、織江もまた彦馬のことを忘れられずにいた。彦馬が江戸へ出てきたことを知った織江は、時に手助けをしながら密かに彦馬の暮らしを見守る。やがて平戸藩下屋敷への潜入に成功し、静山の密貿易と野心の証拠を掴んだ織江だったが、提出すれば彦馬の人生をも奪いかねず、妻の立場とくノ一の立場の間で葛藤する。母の後押しもあり、彦馬と生きる道を選び抜け忍となった織江の下へ、次々と刺客が送り込まれる。

備考 同名の時代小説を漫画化した物。

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妻は、くノ一のレビュー

点数別:
1件~ 1件を表示/全1 件

6点 臼井健士さん

時代劇の漫画。原作小説は江戸時代を舞台にしてシリーズ化しているようです。

シーボルトの名前が出てくるところから、19世紀の前半で黒船来航までまだ50年近く前のお話。
公儀隠密の凄腕女忍者が密命を帯びて、西国に潜伏する。だが、その際に夫婦の契を結んだ男と愛し合い、
愛情と使命との間で揺れ動くという流れらしい。

続巻なのですが、表紙に巻数の表示がないのはどうしてでしょうか?
原作との差異は未読につき不明ですが、ページ数が少ないのが惜しいです。
12歳の少女・おゆうちゃんが可愛いので、おゆうちゃん目的で読んでも全然可かと思いますね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-15 13:56:29] [修正:2013-08-15 13:56:29] [このレビューのURL]


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