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7.5点(レビュー数:6人)

作者青山景

巻数2巻 (完結)

連載誌月刊IKKI:2005年~ / 小学館

更新時刻 2012-02-14 19:40:30

あらすじ ススムと、双子の弟・ツトムと、幼なじみのさくら。無邪気に笑いあえたあの頃を、もう一度取り戻したい!
幼なじみ・さくらに恋心を抱くススム。鏡の中からススムの前にだけ現れる双子の弟・ツトム。今でも失踪したツトムを想い続けるさくら。そんな3人の、淡くて痛くて切ない青春模様の行く末は…?

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SWWEEETのレビュー

点数別:
1件~ 5件を表示/全6 件

6点 s-fateさん

 これは思い出の中で美化されがちな嫌悪感まじりの「青さ」をよく表現しているマンガだと思います。だからあちこちキツイ描写もあります。抱えきれなくなった過去に端を発する心理描写や、度を超したイジメとか。しかし2巻で密度の濃い話の進め方をしているので集中してすぐ読み終わってしまいます。最後はいろいろと再出発により「救われる」パターンですので、よかったような、ちょっと悲しいようなそんな読後感をもたらしてくれます。
 絵は初連載という言い訳は無用なレベルだと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-11-08 20:46:16] [修正:2011-11-08 20:46:16] [このレビューのURL]

6点 ジブリ好き!さん

この画で、この内容で、この短さだからこそ、最後の最後で評価が変わった作品。
双子の弟の行方が分からずじまいだからこそ、最後のフラッシュバックが想像欲を掻き立てる。その要は、「ドッペルゲンガー」という言葉。ラスト数ページが評価をわけました。

それ以外の部分でも、鬱な内容を抑えている画や、ちょっとしたどんでん返しなストーリーを2巻にまとめていて、なかなか良かったです。
でも実際は、斬新さがあるわけでもなく、変なラブコメだなぁくらいの印象も感じる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-03-12 23:59:31] [修正:2011-04-19 02:36:32] [このレビューのURL]

8点 ITSUKIさん

主人公・ススム、失踪した双子の弟・ツトム、そして二人の幼馴染のさくら。ツトムはある日からススムの鏡の中にだけあらわれるようになります。

この作品は青春漫画というのか・・・の割にはいじめの描写などもかなりいやらしい。
心の内にいろいろ抱え込んでしまう様子もいたいたしい。見ていてつらい。
あっさりした内容ではありません。

なにより物語終盤で明らかになる真相にはあっと言わされました。
絵柄がとても線がはっきりしていて、顔の描き方も癖が少ないのでとても読みやすいです。
終盤のさくらのキレるシーンは圧巻でした。

綺麗にまとまって終わるのも良いです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-02-28 23:45:58] [修正:2010-03-01 00:04:36] [このレビューのURL]

8点 mangaさん

bugbugさんが10点をつけられているので読んでみました。
とてもおもしろかったです。
bugbugさんありがとう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-04-17 10:03:30] [修正:2009-12-30 14:39:44] [このレビューのURL]

10点 bugbugさん

このマンガを一言で表現すると「青黒い」という言葉になると思います

トラウマやいじめが物語の鍵になっているのですが
陰鬱になりすぎないのは、作者の度量
それでいて鬱でもない、爽やかでもない、不思議なふわふわした読後感を残します

非常に好きな作品なんですが、マイナーなので読んでくれる人が増えることを願って詳細にレビュー

画力◎
非常に高いです。流行の絵柄ではないですがシンプルな太い線で読みやすい

ストーリー○
物語の本筋は双子の弟の事故をめぐるミステリーです
特に意外な結末ではないですが、納得できます

世界観◎
中学生が持つ独特の凶暴さと純心さ、強さと弱さが対比されるように描かれています

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-22 23:56:15] [修正:2009-01-22 23:56:15] [このレビューのURL]

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