「paperina」さんのページ

総レビュー数: 27レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年04月29日

[ネタバレあり]

初期は笹原がオタクとして成長(?)していく過程を
咲ちゃんの一般人としての視点をとおし見ていく。
中盤は咲ちゃんがオタクたちと一緒にいることに慣れはじめる。
後半は荻上さんのイタ可愛らしさとツンデレが
前面に押しだされはじめる。


1番、オタクの生態を描いていたのは初期でしょうか。
仲間内でマンガについて語り合ったり、
エロゲーがどうしたこうしたなんていうのは
オタ友人を持っているオタクとしてはよくあることです。
「あるある〜」となりつつもイタくなりすぎないようにしている
バランスは見事。


このマンガを最後まで読んで感じたのは
序盤は男オタクの姿を
後半は女オタクの姿を描いていたのだということ。
笹原と荻上さんの恋愛はその描き方の
副産物であると僕は解釈しています。
そして、・・・・・このマンガの真のヒロインは
やっぱり咲ちゃんだったのだということ(苦笑
最後のあの笑みは・・・・・。
あなたはどう解釈しますか?

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-08-16 17:15:55] [修正:2007-01-07 12:44:04] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ひょっとしたらF先生の作品で1番好きかもしれない。
ドラえもんやパーマンなどの他の有名作品と比べると
若干対象年齢は高めでしょうか?
(どの作品も大人だって楽しめる作品だとは思っていますが)
どのF作品にも言えることですが、
毒・ブラックユーモア・コメディ・考えさせられる部分などが
随所に込められています。
特に魔美が超能力を持っているという
「普通の人間と違う」点が周囲の人間にバレそうになり
迫害を受けそうになる話があったり、
周囲の人間が魔美のことを信じない状況になっても
友人であり良き理解者である高畑さんだけは
魔美のことを信じてくれたりする展開などは
胸に訴えかけるものがあります
(「理屈じゃないんだよ。信じるっていうことは」)
魔美の父が絵描きという設定は
作者のF氏と重なる点が少し見られ、
自分の絵を酷評された魔美の父の言葉は
F氏の心の声かもしれません。
(「誰にだって絵を批評する権利がある。
だけれど僕にだって怒る権利がある。
けなされた。僕は怒った。
それでこの件はおしまい」記憶に頼ってなんで正確じゃないかも)

誰にでも勧めることが出来る名作。
ちなみに今、廃刊になっていないF作品で
全ての話をちゃんと読めるのは
このエスパー魔美だけです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-06-22 22:28:37] [修正:2006-06-22 22:28:37] [このレビューのURL]

雪野編の終わりまでの展開はおもしろかったんですよね。
それからの展開は
「つまらなくはないんだけど・・・」といったカンジ。
登場人物全員が何かしら天才的なものを持っているという設定は
私としてはそこまで気にならなかったんですが・・・。
もっと他に描き方があったんじゃないかなぁと
思わざるをえません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-27 19:52:44] [修正:2005-12-27 19:52:44] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

祝!完結。
ダラダラ長引かせずにサクッと終わらせましたね。
(作中でちゃんと年月が経過していたせいでもあるでしょうが)

感情で動く根岸ちゃんと理屈で動く星野くんが
恋人になってからが話のスタート。
お互いに分かり合い、仲を深めあおうとするさまは
ひしひしと良質だなぁと感じます。
ある種の哲学や考え方の指針になるような部分がありつつも
作品そのもののおもしろさの妨げになるようなことにはなっておらず、
むしろ作品の味になっています。

・・・しかし、5巻で「みかん」を連発するとは思いませんでした。
気になる方はお確かめください。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-12-27 19:38:53] [修正:2005-12-27 19:38:53] [このレビューのURL]

椎名高志氏が「一番湯のカナタ」で打ち切りをくらってから
3年かけて通した企画がこの「絶対可憐チルドレン」。
これだけでも椎名氏がこの「チルドレン」にどれだけ愛着を持ち
また、賭けているかがわかるというものです。

この作品は「力に恵まれた者の未来」ということを
丁寧に描いています。
大きな力を持った存在は周りから疎まれることがある。
そう遠くない未来、大きな力を持った少女達は
世界を破滅させる悪魔にだってなれる・・・。
しかし、お目付役である皆本は少女達と対等に接し、
ときにはちゃんと叱って諭します。
少女達に健全な心を持ってもらうために。
少女達はこの世界、人類にとって天使になるのか、
悪魔になるのか。

しかし、この作品。
「子供に読ませたいマンガ」ではあるけれど、
「子供向けマンガ」ではないよなぁ。
週刊少年サンデーの今の方向性に真っ向から立ち向かっていくさまは
まさに椎名氏ですね(苦笑)

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-10-19 08:23:18] [修正:2005-10-19 08:23:18] [このレビューのURL]

第1話から読んでいった感想。
最初は物足りないと思っていましたが、
徐々にエンジンがかかってきたかな?という印象。
帰国子女の話あたりから個人的には上向き加減。
しかし、まだまだ様子見といったところですかね。
1巻が発売される頃にどうなっているかに期待。

<1巻発売時に追記>
毎週連載分もチェックしているのですが、
だんだん危険なネタもくりだしてきましたね。
このままどんどんラッシュをかけてほしいところ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-08 20:01:19] [修正:2005-09-17 00:22:13] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

アニメ化もされた椎名高志氏の代表作。
最大の敵であるアシュタロスとの決着がついたあとに
若干蛇足気味に連載が続いてしまった感はありますが
それでも、連載終了間際も水準以上にはおもしろかったと思います。
おキヌちゃんやルシオラの扱い、
後期のメイン脇キャラ交代に不満のある方はいるとおもいますが、
(僕もシロやタマモは好きですが、冥子やエミも好きだったので
後期にどんどん影が薄くなっていくのは哀しかったです。)
なんだかんだでやっぱりおもしろい。
今でも定期的に読み返しています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-09-16 18:28:49] [修正:2005-09-16 18:28:49] [このレビューのURL]

かわいらしい女の子はでてきますが
これはラブコメではありません。
ただのギャグマンガです。

とりあえず、毎回同じ様なドタバタストーリーを基本として
そこに原作者のある種突き抜けたネタをちりばめていっている。
と、いうようなかんじ。
1巻の最初の方だけ読んでみておもしろくないと感じたら
その後も楽しめないでしょう。
人を選びまくる作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-27 20:10:29] [修正:2005-08-27 20:10:29] [このレビューのURL]

まさに「ういうい」。
読んでいてこっちが顔が赤くなりそうな恋愛模様を
ゆったりと描いています。
時折、無性に読みたくなる。
そんな作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-27 20:00:26] [修正:2005-08-27 20:00:26] [このレビューのURL]

淡々とした雰囲気のなかでほのぼのとした話と
シリアスな話がほぼ交互に展開される。
個人的にはほのぼの路線に絞った方がいいのではと思いますが
そこらへんはまぁ好みでしょう。
クロエとミサキの2人にしっかりと今後の伏線をはってあるので
それをどう消化し、独自性をだしていくのかに期待。
今のところは絵柄と雰囲気を楽しめる人のための作品かと。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-16 16:57:24] [修正:2005-08-16 16:57:24] [このレビューのURL]

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