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2点 アゲイン!!
1巻を読んだ時点では面白くなりそうと期待したのだが
3巻から現在の連載時まで来ると、あれ?という感じで肩透かしを食らった感じ。
内容としては、高校生活を無気力に過ごした主人公が
卒業時から3年前にいきなりタイムスリップして、
応援団に入って奮闘するという漫画。
他のタイムスリップものと違って、主人公が過去に来たからといって
未来の知識が役立つかというとそうでもなく、
単に開き直ってちょっと精神年齢が成長してるくらいの利点しかない。
それはいいとして、自分がこの漫画に求めていたのが
「主人公の頑張りで応援団が存続する」という過去改変の爽快感だったのだが
物語の進み具合が妙にゆっくりというか、
今現在の連載時点で流れが停滞してしまっている気がする。
主人公は頑張っているけど、それが功を奏していないというか、
話が進んでいないような。
もちろん、トントン拍子で上手く行かないと面白くないというわけでもないけど
別に過去改変で未来が良くなりました、という結末じゃなくても、
何かしら少しずつでも何らかの展開の進展は欲しい。
それと、キャラクターがどのキャラもひねすぎてる。
聖人君子ばかりでは面白くないのもわかるが、
こいつがいるから話が面白くなる!というようなキャラはあんまりいない。
団長は意固地だし、チア部の部長のいやがらせは陰湿だし、
野球部のカップルとか空気よめてない感じのキャラが多すぎて、
読んでいてスッキリしない。
人間味があるのとひねくれてるのは違うような。
連載途中でレビューを書いてしまったので、
今後の展開によっては書きなおすかもしれないけど、
この漫画は今のところ自分の期待とは合っていない感じだった。
追記:
点数下げます。
なんかもうキャラクターがグダグダ右往左往してるだけで
全然前に進んでる感じがしない。
恋愛漫画としてもラブコメとしても応援団漫画としても
タイムスリップものとしても、どの漫画と考えても中途半端。
何を持って楽しめばいいのかわからない。読んでて楽しくないので…。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-02-23 02:09:33] [修正:2012-07-08 11:59:57] [このレビューのURL]
同作者のハガレンがとても好きなのでそれと同じ内容を期待してしまい
個人的には肩透かしを受けた印象がある。
ハガレンと同じことを期待したといっても、別にバトルしろとかそういうことではなく
もっとストーリーがぐんぐん進んでいく漫画を期待してしまったということ。
序盤で主人公・八軒の心に抱え込んでいるものとかを意味ありげに描写したから
八軒の心の成長を描くストーリーなのかと思ったら、そういうエピソードはまだまだ後回しで
今のメインは農業高校の『日常』描写のようだ。
(仲間との議論や体験を通じての成長の描写もあるけれど、
まだ主となりそうな部分には踏み込んでいないと思う)
それはそれで面白くないこともないのだが
やはり個人的にはもっとストーリーが進展してくれた方が良かったかな、と思う。
あと、週刊の方で追っていくと、どうも起承転結がうまく把握できない。
ピザを作って皆で食べるエピソードなんかはちゃんと一つのエピソードとしてまとまっていると思うけど
それ以外はコメディに流れてるのか、シリアスなのか、どっちつかずな印象を受ける。
「今回はここが盛り上がるポイントだな」というのがわかりにくいというか。
まだまだ序盤だからということだろうか。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-06-11 00:00:28] [修正:2012-06-11 00:03:03] [このレビューのURL]
3点 BLEACH
主人公が和服を着た「死神」になって刀を抜いて戦うバトル漫画。
とにかく展開が遅い。そしてパターンが一定で話が単調。
知恵を絞った能力バトルが展開されるかというと、それほど深みがあるわけでもない。
典型的な少年ジャンプの引き延ばしバトル漫画。
バトルに入ると一話一話が「スゴイ技」の応酬で、
各サブキャラも局所的に人気があるせいか、サブキャラにまで「スゴイ技の応酬」をさせるので、
ものすごーく話が進まない。
絵は整ってはいると思うが、特段美麗というわけでもない。
筆がかすれたような線は賛否が分かれそう。
背景はとても白い。
レビュー等を見ていると、結構本気でイラついている読者が多いように思える。
気に入らない読者は(読むなというのはまあ無体だとは思うけれど)、
突っ込みどころを探して笑い飛ばすくらいのスタンスで読んだほうがいいと思うが、
そこかしこに溢れるオサレサブカル風味が鼻につくから叩きたいという気もわからないではない。
あと、序盤は割と展開が早かったから失望する人も多いのだろう。
追記:
展開が遅いのはともかく、意味深な台詞や前フリを何個も思わせぶりに出しているにもかかわらず
秘密や伏線が明かされる際の演出がショボいのが、かなりマイナスポイントになっていると思う。
あるいは「行間を読め」とでも言わんばかりに描写不足の回想だったり
ともすれば、伏線の解消とか放棄したか忘れたかわからないけど、放置のままだったり。
そういう描写を何回もしていると、新たな謎とかをもったいつけて出してきても
「まーたどうせろくに説明せずに終わるんだろ」と思って期待できなくなってしまう。
ライブ感重視のストーリーはそこが辛いと思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-24 19:51:24] [修正:2012-06-10 23:35:02] [このレビューのURL]
6点 どうぶつの国
すべての動物と会話できる能力を持つ主人公タロウザが、動物たちと意思疎通をし、
仲間を作り、団結し、弱肉強食という動物世界のルールに立ち向かうというストーリー。
「自然の摂理を変えようとするのに無理がある」「登場人物が泣けば感動できるわけじゃない」
「前作のガッシュの方が面白かった」などの否定的な意見をネット上でしばしば見かける。
確かに現実的な舞台設定で本作品のようなストーリー展開にすれば、
人間の価値観の押しつけが鼻についてしまう、という意見は理解できる。
ただ、この漫画の舞台設定は本物の現実の動物とは少し違う、
『人間のような感情を持った動物』のいる世界の話であり、
そこのところを視点を変えて読んだ方が楽しく読めるのではないだろうか。
各動物が服を着ていたり、装飾品をまとっていたりするのも、
そういう世界設定を強調する良いポイントになっていると思うのだが。
また、最近のエピソードでは、世界設定がだんだん明らかにされてきて、
(ここからネタバレ)
その中でも、脳に刺激が与えられることで、
動物も新しい価値観や概念を覚えていけるという設定が明らかにされたことで
この作品の動物たちは、現実の動物とは一線を画しているのだと
(あるいは、現在より未来の世界なので、動物も進化した(?)のだと)、
より違和感なく読めるようになったと思う。
そして、単なる動物ではない、人間と同じ感情のある動物たちが、
タロウザとともに成長し、新しい価値観を持ち、
文化を発展させていくという、成長を感じられるエピソードが随所に織り込まれており、
それがとても心地よい。
すべての動物が仲良くすることとは、
言うなれば漫画内のジュウの言葉を借りれば『世界にウソを持ちこむ』ことともいえる。
しかし言いかえればそれは『新しい概念』でもあり、
それを受け入れて変わって行ける可能性を模索するという展開は面白い。
少年漫画的な、いかにもな劇的展開や不思議パワーもあるにはある。キャラもよく泣く。
ただ、それがウザい熱さとは思えない。
というのは、タロウザ自身が仲間のことを思いやり、
いつも必死で考え、苦心しているからだろうと思う。
他人任せではなく、どんなときも自分のできる範囲で考えに考えているからこそ、
動物たちがタロウザについて行くのも納得できる。
人間のキャラクターが少ない、絵が美麗とはいえない(むしろコミカル)、
序盤がタロウザの赤ん坊編、などの点もあり、ややとっつきにくいかもしれない。
しかし個人的にはガッシュよりも練られた設定、
ストーリーであると思うし、今後の展開もかなり期待している。
追記:
青年時代編になってから、どうもストーリーが進んでないように思える。
毎回戦闘になるのはともかく、もう少し展開に起伏をもたせないとダレるような。
多少点数を減らします。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-09-16 20:22:51] [修正:2012-06-08 23:13:56] [このレビューのURL]
男子高校生が女装してAKB48の候補生になって奮闘する漫画。
自分はAKBのことはまったく知らないのだが、
この漫画を読んでいて思うのは「これって多分、AKBである意味があまりないんじゃないかなー」
ということ。
オリジナルキャラであろう候補生の子にスポットが当てられていて、
実在するAKBの正規メンバー(という言い方でいいのかな?)は、
顔見せ&魅力あふれる先輩として、まあそれなりに登場します、という感じなので。
(どれが実在人物なのかあんまりわかってないので間違いもあるかもしれません、すみません)
シナリオとしてはベタというかありきたりというか、
皆が努力してチケット売れました、観客の心を動かしました、
これからも正規メンバーになるために皆頑張ろうね、という感じ。
良くもなく悪くもなく、読者次第でどっちにベクトルが行くかな、という微妙なところ。
女装してるのにほとんどバレないのは、漫画のお約束というかありがち設定といったところで
別に自分はさほど気にならなかった。
まあ、こういう漫画は作るのが難しいよねえ、と思う。作者さんの苦労がしのばれる。
実在の人物、しかもアイドルにスポットを当てるとなると、熱狂的なファンがいるため
実在の人物の描写は、どうしても当たり障りないことしか描けないんじゃないかな、と。
仮にその人を茶化すようなシーンでも入れようものなら、どこかしらから、非難が来るだろうから。
ビジュアルで似せようにも、特徴をとらえれば「○○はこんな可愛くないわけない」って言われるだろうし、
そうなると必然的に没個性化することになる。
多分、そういうこともあって、オリジナルキャラクターメインの話にしているのだろう。
しかし、そうすると、何のためにAKB出してるんだ、AKBの威を借りただけの詐欺だと批判される。
さじ加減が本当に難しいところだ。
レポ漫画でもないストーリー漫画で
それなりにまとまった話を展開できているのだから、良くやっている方だと、個人的には評価したい。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-09-16 23:02:08] [修正:2012-06-08 23:09:51] [このレビューのURL]
5点 GAN☆KON
(ちょっとネタバレあり)
神様と人間がタッグを組んで、神様どうしの領地争いを戦っていくバトルラブコメ漫画。
とにかくモテたい!と女の子にアプローチをかけまくる少年と
少年の願いを聞き間違えて、自分が可愛い女の子に変身して嫁になりに来たという
メカメカしい巨大神様のコンビが主人公。
見どころも、その二人のいちゃいちゃ(?)っぷりにある。
とはいえ、バトルシーンもそれなりに描かれている。
この漫画は、あらすじだけ見ればあまり特筆すべき設定はないのだが、
とにかくテンポが良い。
普通の少年漫画ならグダグダ引き延ばして何話もかけそうな部分を
一話ですっぱり描写してどんどん話が進んでいくから読んでいて小気味良い。
あとは巨神のイサナさんが(中身はメカっぽいとはいえ)
恥じらう姿や笑顔が可愛らしいのが良い点か。
(というかメカ形態も真の姿ではないらしいのだが)
漫画の個性としては、ありきたりな感は否めないので
ものすごく面白い!とまでは言い難い。
が、個人的には結構気に入っている。
あとは、今後もこのペースをどれだけ維持できるかにかかっていると思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-02-22 21:10:18] [修正:2012-06-08 23:08:51] [このレビューのURL]
6点 マコちゃん絵日記
小学生のまこちゃんの日常を描いたギャグ漫画。
掲載紙はエロマンガ雑誌ではあるが、この漫画事態は全年齢向け。
小学生の夏休みのラジオ体操で最後にお菓子が貰えるとか
学校のプールの底に落ちてる塩素を拾って集めるとか
そういう小学生の頃のあるある!的なネタを詰め込みつつ
まこちゃんのハチャメチャなアグレッシブさとか
周りの人たちのキャラ立ちで笑いをとったりする漫画。
ちょっと下ネタちっくだったりする部分もあるが
お下劣にはなってないと思う。
そこら辺の匙加減は個人的には好みだ。
絵柄はほんわかした可愛らしい感じ。
この絵柄でエロマンガも描いていたらしいが、
作者さんはこういう日常系ギャグ漫画の方が向いてると思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2012-02-22 21:00:45] [修正:2012-02-27 22:59:06] [このレビューのURL]
2点 めしばな刑事タチバナ
面白くなかった。
今、割と流行りのB級グルメ漫画の一つではあるが
どこかの美味いメシ屋を取り上げるのではなく、
チェーン店やレトルト食品のバリエーションなどを取り上げている。
まあそれはいいのだが、何か食べておいしかった、
という描写じゃなくて、
ウンチクひけらかして毎回オワリなのがどうもつまらない。
ウンチクも別に共感できないし(ここら辺は人によるか)、
エピソードのオチも弱い。単なる知識のひけらかしに感じる。
あと登場人物もなんかウザい。
このウザさがいい、という人もいるのだろうが自分には合わなかった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-02-27 22:46:29] [修正:2012-02-27 22:47:56] [このレビューのURL]
7点 猫mix幻奇譚とらじ
ねずみと人間が戦うファンタジー世界で
半人半猫にされた猫と、猫の飼い主の父親(勇者)が冒険するファンタジー漫画。
堅物の勇者パイ・ヤンが猫に対して素朴な疑問や驚きを見せる描写が面白おかしくて見どころ
らしいのだが、個人的には自分も猫をよく知らないので、そこは「らしい」としか言えない。
というか、肉球の構造とか、箱に入りたいとか、パイ・ヤンの驚きの方に共感してしまう。
こんなこと考えるのは自分だけなのだろうか。
まあ、よく観察してるなーとは思う。
RPGのように、敵のねずみを倒したり封じたりして次へ進むストーリーではある。
なんだか少年漫画のようだ。
しかし、やはり田村由美先生の漫画の面白いところは、
キャラどうしが互いに影響しあって
成長したり、自分の考えを変えていくところにあると思う。
心がすれ違ってしまったパイ・ヤンと妻のジョゼが少しずつ融和していく過程や
とらじとの交流を通じて、だんだんととらじを大切に思うようになっていく
パイ・ヤンの心の変化が読んでいて心地よい。
完全にファンタジー漫画で科学考証とかは無意味。
不思議なことは魔法の一言で済ませられるので、
ある意味、科学考証とかで粗になる部分が無いので、
それは良いといえるかもしれない。
それにしても、パイ・ヤンは作中で結構貶されているけど、
どにゃるのは確かにどうかと思うけれど、
個人的にはむしろパイ・ヤンの生真面目さに好感を持つのだが、いかがなものか。
ちなみにこの漫画、PCで描いてる部分もあるらしいけど
田村先生の作画は緻密な感じではないので、あまりうまく作用してないようにも思える。
あとは刊行ペースが超スローペースなのがちょっともどかしい。
とはいえ、お勧めです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2012-02-22 20:48:44] [修正:2012-02-22 20:52:40] [このレビューのURL]
2点 バクマン。
キャラクターに感情移入できない。
何故だろう。
漫画家漫画とはいっても、業界の裏事情とかレポート漫画の形式をとっているわけではなく、
テーマを漫画執筆にしただけで、やってることはスポーツ漫画やバトル漫画とあまり変わらない。
「漫画執筆で競い合う漫画」。まあそこはいい。
週刊少年雑誌で連載するならそういう形態にするのが無難だろう。
ただ、キャラクターがどうも気に入らない(主観バリバリですが)。
なんというか、キャラの会話や物語の流れの中から、
作者が考えているであろう「こうあるべき姿」が伝わってきてしまって
それが気に入らないのかもしれない。
あるいは、「何が何でも主人公は良い奴、敵対する相手役はダメ」
っていう流れが気に入らないのかもしれない。
インターネットで意見を募る形式で漫画を描いていたキャラの没落具合とか
主人公の片方と、声優のラブストーリーとか
「このキャラはこんなに嫌な奴ですよー」「主人公とヒロインはこんなに健気ですよー」
という描写にしたいのだろうな、とは思うのだけど、それが自分の感性とは相いれない。
正義と悪が対立するわかりやすい勧善懲悪漫画じゃないのだから
良いところも悪いところも両方あると思うし、
むしろ善悪で決めつけるジャンルではないはずなのだけど
どうも片方を持ちあげて片方を貶す描写が多い気がする。
しかも、主人公が直接手を下さないからか、
敵役がフェードアウトしてもスッキリしない。
まあ、一介の漫画家が直接手を下すということもおかしいので、
それはそれで仕方が無いのかもしれないが。
キャラクターを持ちあげるか落とすかではなく、
もっと別の面で魅力を引き出せたら良かったと思う。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2012-02-22 13:12:30] [修正:2012-02-22 13:14:53] [このレビューのURL]