「numaru」さんのページ

総レビュー数: 9レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年07月19日

9点 寄生獣

燦然と輝く名作。

全10巻のなかに閉じ込められた膨大なエネルギーはトラウマのように読者の心にいつまでも住みつきます。

漫画に大切な初歩的な要素から複雑な要素まで、全てが完ぺきに表現されかみ合っています。

誰でも一度は必ず読むべきです。あまりこういうものを読まない読者も、この作品だけはぜひ。序盤のグロ絵に負けて諦めたら損をします。

誉めるしかできないので、ここらでやめておきます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-20 00:38:27] [修正:2010-07-20 01:27:30] [このレビューのURL]

6点 水の森

私は6点をつけさせていただきましたが、ハッキリ言ってこの漫画は読み手を選びます。

あまり普段から漫画をじっくり読まないひとが読むと、「超能力少女が地味に活躍するちょっといい話」くらいの感想しか得られないのでは?と思います。
しかし物語の本質を読み解くと、本当に心から温かい気持ちになれます。

1巻は物語が動き出す前なので全体的に地味な感じは否めませんが。それは若い作者自身の未熟さが原因であるとも思います。

絵も一巻だけで言うと修正した箇所としてない箇所の落差が激しく、読み手のことを考えれてないなと思う部分が多いです。

でも間違いなくこの作者は今後、来ます。断言しておきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-20 00:42:32] [修正:2010-07-20 01:25:51] [このレビューのURL]

1点という厳しい評価ですが、ストーリーは本当に胸を打つものがあり、もし現代に戦争が起こったら・・・・すごく考えさせられました。

主人公や、その主人公を好きだった幼馴染の死に際など、胸が締め付けられます。物語は斬新で、新しいし、高橋先生しか描けない世界だと思います。


ではなぜ1点なのか。


ストーリーは先述のとおり素晴らしいのですが


ハッキリ言ってヒロインの女の子が気持ち悪いです。


こんな女、いません。


高橋先生の理想の女性像、つまり・・・すぐ頬を赤らめて上目づかいで照れながらナヨナヨ近づいたり離れたり


すみません文字にしても伝わりません、実際読んでみてください。


あまりにも現実味がなく、恋愛ゲームの女の子のような・・・着せ替え人形のような・・・


とにかくそういった子を可愛いと感じてる、という作者の嗜好が、あまりにもダイレクトに伝わって物凄い気持ち悪いです。「どう?この子かわいいでしょ?」みたいな。

先述した幼馴染の女の子はギリギリそこが抑えられていて、まだ現実的な体温がありましたので、死ぬ際は素直に悲しむことができました。


しかしヒロインは、まあとにかく気持ち悪いです。兵器になってから不気味とかそんなじゃなく、1話から、です。

ヒロインがもっと現実的な女の子なら紛れもなく名作として位置づけられていたでしょう。でもヒロインひとりで完全な嫌悪感を抱いてしまいましたので、私はもう無理です。


6点5点でも良かったのですが、「できることなら読みたくなかった漫画」という欄はこの点数らしいので1点とさせていただきます。

ヒロインが可愛いと思えるひとには名作になると思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-20 01:21:43] [修正:2010-07-20 01:23:15] [このレビューのURL]

絵が上手い。以上。それだけです。

なぜドラマ化されたのかよくわかりませんが、ヤンマガの読者層には受けて一定のアンケと単行本売り上げをとれてるんだろうと思います。

ストーリーも登場人物もめちゃくちゃ浅いです。ちゃんと読んでみて、ひとつの事件が終わって得られる感想は「そうですか」だけです。4巻途中で読むのをやめました。

絵は上手いです。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-20 00:33:12] [修正:2010-07-20 00:33:12] [このレビューのURL]

マイナーな漫画ですが、私は非常に好きです。作者独特の間の取り方、魅力のひとつである絵柄、万人受けはしないかもしれませんが、ハマる人はとことんハマってしまう、そんな感じでしょうね。

絵は確かに上手いとは言えませんが、この作者にしか描けない唯一の絵であると思います。今後デッサンなどの精度が増していけば大化けする可能性がありますが、巻中コメントなどを見る限り、あまり野望がある作者ではなさそうです。

そんな作者だからこそこの空気感を出せるのかもしれませんが。

あとこれは百合漫画ではなく、女子と女子の健全なお付き合いの話です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-20 00:27:49] [修正:2010-07-20 00:27:49] [このレビューのURL]

序盤は特に名作といってよいでしょう。野球という題材がうまく物語に絡めていますし、何より問答無用で読ませるエネルギーがあります。

しかし作者は野球自体にはおそらくそれほど興味がないのでしょうか。試合自体にリアリティがありません。

なので野球漫画とは言わないほうが良いかもしれません。野球という題材で、それにかかわる人間を深く描くという感じです。

当面のライバルと思ってた敵がすぐに脇役になり下がってしまうのも惜しいです。

しかし主人公は個性の塊で本当に魅力があります。ぜひご一読を。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-20 00:18:38] [修正:2010-07-20 00:18:38] [このレビューのURL]

おそらく冬目先生の代表作と言って差し支えないでしょう。

展開が(現実的にも)遅いのがたまに傷ですが、何でもない日常をよくこれほど透明感をもってかけるな・・・・・と。

出てくるキャラクター(とくに女性)は現実にいそうな者ばかりで、引き込まれてしまいます。いったい話がどこに向かうのかさっぱりわからないですが、気になって仕方ないというより落ち着いて待てる感じ。

リクオとライバルの少年が外見がそっくりなのでたまに混同するのが欠点と言えば欠点ですが。それぐらいかな。とてもいい、良作です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-07-19 15:56:34] [修正:2010-07-19 15:56:34] [このレビューのURL]

とても面白いと思います。たまに理解しがたいオタクの心理描写が出てきて困惑する時がありますが、それでも妙にリアリティがあるのは作者の力量か経験でしょうか。

漫画世界とコミケとのからませ方も非常に目のつけどころがよく、作者はオタクの心理をコントロールできる立場にいます。それはかなり凄いことだと思います。

連載終了後も、いまだ新感覚の漫画として読むことができます。名作!!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-19 13:57:01] [修正:2010-07-19 13:57:01] [このレビューのURL]

う?ん・・・僕は椎名先生は美神のときから好きなんですが。完全にスキルを失ってしまった気がします・・・。

というより、美神の6?7巻くらいで完全に才能自体は枯れてしまい、あとは地力で描いて今日まで至ってるのではと思います。
サンデーの方針が椎名先生を俗っぽくしてしまったのか・それはわかりませんがとにかくこの漫画から得られるものがありません。

画力が高いのでそれで萌え漫画をやったら当たったというところでしょうが、デビュー当時の椎名先生を知る人間にとってはつらいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-07-19 13:51:20] [修正:2010-07-19 13:51:20] [このレビューのURL]

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