「パーク」さんのページ

総レビュー数: 3レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年06月13日

 全巻とりあえずもっていますが面白くはなかった。初期の切り口としては兄の心臓を弟が継いでがんばるというのはありがちだが悪くはない。その後も弱小高校に進んで躍進していく話も普通に良いと思う。この作品は、高校サッカーから世界を目指すというのも分かってきて読める。しかし、夏の予選が始まってから話がおかしくなる。まず荒木という司令塔は痩せただけでキャプテン翼の翼並みの司令塔になってしまい彼の個人技だけで試合が進んでしまい主人公の影が薄くなってしまう。主人公の駆はインザーギのようなFWで嗅覚で勝負するタイプなのでドリブルとかは持っていないので地味になる。それを克服するために必殺フェイントを覚えるがこの漫画は戦術の話もあり現実的に書こうとしているのに必殺フェイントが出てきてこれで試合が決まるというパターンが出てきて飽きてくる。他の荒木と駆以外の活躍はないこともないが試合を決定付ける活躍はほとんどないしチームで崩すサッカーのはずなのに個人技偏重になってきているのが違うと思う。他の名門校は、イマイチ強さを感じないのが試合をつまらないものにしていると思う。守備的なチームは全く点が取れないので強さを感じないし攻撃のチームにしても個人技だけで強さも感じない。とにかく特定のキャラ以外の活躍が相手チームにしても主人公のチームにしてもないので彼らだけの世界で試合が周っていて他のキャラが無視されていてサッカーというチームスポーツとはかけ離れている。離れるのは構わないが現実的に書こうとする描写があるのに離れてしまうので路線がいまだに固定されていない気がする。主人公は、まあ努力していて偉いと思うが試合中も女子代表のヒロインの顔色を伺いながら試合をしているように見えて情けない印象がある。だから、より自信満々の荒木のプレーが印象に残ってしまうのが残念に思う。主人公のチームで誰も共感できる人間がいない。駆は、ヒロインと兄の心臓に頼っていて自分で壁を乗り越えようとする気持ちがないので共感できない。荒木もあんな才能があっても太ったり偉そうな言動が多いので普通に嫌われると思う。他のキャラも何か自分たちが上手いと勘違いしている人間が多くて共感できるのは沢村と織田くらいな感じだが彼らはあまり活躍していないのが残念でならない。相手チームは佐伯にしても島にしても遠野にしてもいいやつが多いのでむしろ彼らのほうを応援してしまいたくなるほど主人公のチームに共感が持てない。静岡や九州などの名門校が全く本筋に関わってこないくらい雑魚扱いなのが何か嫌です。千葉と東京都神奈川と主人公チームの近場のチームばかりで全然全国で試合をしている感じがしないのに全国大会なのがおかしいと思う。ヒロインは女子代表でエースなのはすごいがそれでマネージャをやっているのは変で日本の女子代表は片手間にサッカーをやれるほど弱くはないと思う。マネージャをやる必然性がイマイチ感じられない。作品の都合上専念するとヒロインが出てこれなくなるといご都合主義にように見えるのが嫌です。男子の世代別代表も主力は近場の人間ばかりで全然代表に見えないし代表ならもっと凄い選手がいるはずなのにいないのがおかしいしとにかく主人公の都合のいいようにしか周っていないのが嫌です。主人公のチームの監督も何か嫌です。選手兼監督で全国大会に出場したことは凄いです。その時の怪我が原因でサッカーを諦めることになるのは仕方がないです。そのときチームにFWがいないから無理して怪我をしてその原因は周りの力不足ということになっています。しかし、それを周りのせいにするのはおかしいです。自分で高校の監督と喧嘩してチームを分裂させたのに自分は悪くないという周りの目が嫌です。怪我は自業自得ですしそんなにサッカー上手ければプロになればいいだけの話だと思います。その監督が再びプロを目指すという話はまあいいです。しかし、それを生徒に言わず自分の親しい人にだけいう性格は嫌いですしだいたいあなたがチームを壊したのだからその責任はどこで取るつもりなのか疑問ですしそんないい加減な気持ちならプロとしては大成しないと思います。とにかく才能があれば何でもOKという設定が多くて努力の大切さがないので片手間にマネージャーで代表だったり辞めていたのに急にプロになるとか言い出したりする人間が出てくるのが不愉快です。他の漫画でもしっかりみんな練習して上手くなっているのにこの漫画は練習しているようには見えないのが嫌です。心臓をめぐるカウンセラーも嫌いです。カウンセラーも過去の失敗というか学生時代にプロを目指す監督を止めることができなかったということに傷ついているのはわかりますが私情を患者に向けすぎて気持ちが悪いです。いい大人なのに仕事プライベートの区別もつけられないのかと感じなのに彼女に対して疑問を持つべき主人公がイマイチ疑問を持たないのがおかしいです。彼女が出てくるたびに話がややこしくなるのでとっとと監督と付き合って幸せになってくださいという感じで漫画から出てこないでほしいです。以上のようにとにかく不愉快なのが多いのでサッカー漫画ならば他に面白いのがたくさんあるのでそちらを推薦します。

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[投稿:2011-08-26 10:41:53] [修正:2011-08-26 10:41:53] [このレビューのURL]

3点 犬夜叉

 犬夜叉はアニメで見てすごいファンになりました。犬夜叉が桔梗とかごめの間の葛藤は面白かったし殺生丸は冷酷の中のやさしさが見えて好きなキャラでした。この物語は結局奈落を倒すのではなく四魂の玉を消滅させることだと最後に気づき深いなと思いました。しかし、最後の敵の奈落は弱かったです。いつも逃げてばかりでとても強いようには思えませんでした。犬夜叉と殺生丸が力をつけすぎて後のキャラがだんだん必要にならなくなったのが残念です。まるでドラゴンボールを見ているようでした。桔梗とかごめで両者が存在している間に犬夜叉が明確な答えを出して欲しかったです。のこっったからかごめだと現実世界で彼女がいなくなったから二股相手でいいみたいなノリで釈然としませんでした。途中で奈落関係の汚い敵ばかりでうんざりしました。もっと七人隊みたいな個性のある敵が欲しかったです。珊瑚の弟の琥珀は一度死んでしまったのだからそのまま死なせても良かったかなと思います。現に桔梗は死んだのですからそこは無理やりハッピーエンドにするために生きさせたのと桔梗とかごめには明確な差がないから判断できない作者が妥協したような気がして残念です。しかし、話としては面白かったですがもう一度読み返す気は起きません。読み返す気が起きたら読み返します。

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[投稿:2011-06-13 08:15:35] [修正:2011-06-13 08:15:35] [このレビューのURL]

 初期のころの黒の組織のわくわく感コナンの真相に迫る過程は大好きでした。特に灰原が登場して黒の組織とコナンの対峙と蘭に絶対に戻ってくると約束したコナンは最高にかっこいいです。しかし、登場人物と話という風呂敷を広げすぎてたためなくなっています。特に登場人物が増えすぎて誰が誰だか分からなくなってきました。組織を倒す目標はいいですが仲間が増えすぎて組織に対する怖さが薄れてきている印象があります。コナンは孤独に戦う仮面ライダー的なノリを期待していましたが少しそんなノリはないです。トリックも前みたようなトリックが増えてきた気がします。まあさすがにそろそろネタ切れになってきたでしょうか。FBIやCIAが出てきてもうコナンは必要ではないような気がしてきたのでどうやって組織と決着をつけるのでしょうか。最近新一にやたら戻るのが増えてきたので新一に戻ってから倒すのもいい気がしました。ピークは過ぎた感はありますがこれだけ面白い話を提供してくれたコナンに感謝を示し6点にしましたがそろそろ決着が見たいです。初期のころからのファンの私も来年は社会人になってしまうくらい歳になったのでそろそろファンの気持ちを考えて進展して解決に近づけてくれたらうれしいです。

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[投稿:2011-06-13 08:02:15] [修正:2011-06-13 08:02:15] [このレビューのURL]