「遅かったな!」さんのページ

総レビュー数: 3レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年07月15日

6点 SAND LAND

[ネタバレあり]

海以外の陸地は砂漠の世界でどこかにある水源地を求めて悪魔と老人が旅をする話。
道中は水源に関わる話、どうして砂漠の世界になってしまったか、簡単な乗り物同士の戦闘などが詰まっています。
あと作品の設定として荒廃世界で遠くの地を目指すって事なので登場人物は北斗の拳のキャラクターを柔らかくした感じ。

この作者らしく、絵のうまさ(キャラクター、乗り物、背景など)、見やすい構図、1話1話がさっさと終わる話で読みやすくボリュームが小さい作品になってます。
最終的には丸く収まるようにしてます。
あと子供が見ても大丈夫な漫画だと思います。

個人的には5巻くらいで終わる話が良かったです。(面白かったので短い)
いい漫画なので6点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-29 22:29:51] [修正:2014-05-29 22:29:51] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

読んだのは連載中に一話だけ

一言で言うと低レベルギャグ漫画といったところでしょうか。
ダラダラした感じと某月刊漫画雑誌に似せようとして似ても似つかない印象のシュール系ギャグ漫画ですかね。

ただ個人的には絵の下手さが災いして笑ってしまうとこもアリマシタ。

一番笑ったのは牢に入った二人組の忍者が棒を使って鍵をとろうとしたシーンです。
長い棒の片方を一人が支え、もう一人は牢の鉄棒越し棒を操作して牢の外の鍵を引っかけようというシーンです。
鍵から遠い側の一人が「届きそうか?」
それに対して「もう少し…!」
と答えたもう一人は棒の先端に掴まり鍵にもう少しで手が届きそうという状態でした。
お分かりでしょうか?鉄棒の隙間は忍者達が持つ棒なら簡単に通り抜ける幅なのです。その牢の先に出た棒の先端に掴まっている忍者。彼は牢の外に出ているのです。
なんて滑稽なのでしょうか!
僕はこのシーンを見て友人に「コイツ外に出ちゃってるよww」と言わんばかりに目配せしました。
個人的には非常に面白いことでしたが友人は絵が下手といった面もちで首を振っていました。

とまぁこういう作品ですがBっOK・Oふで見かけたさいには是非ともてにとってほしい作品です。
コメントしづらいですが文句なしの5点です!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2014-05-29 19:04:31] [修正:2014-05-29 19:04:31] [このレビューのURL]

 フルアヘッド!ココ
ココ(という主人公)に喘息全身しろ!といっているタイトルだが、まさに喘息前進という感じの漫画。

 失われた文明を追うロマン溢れる海賊キャプテンバーツを中心にストーリーが展開し、物語前半では文明への手がかかりをめぐり様々な島を巡り、
漫画らしいトラップを超え、時には行く手を阻む怪物から命を落とす思いで必死に逃れ、
ライバル海賊とお宝を追って戦い、大海原をかけて冒険と海賊的悪事(無銭飲食など)を繰り広げる、いわゆる少年漫画らしい漫画。

 なんといっても主人公達「海賊スイートマドンナ」の目標である、ファルコン文明を追う!に僕は男のロマンだなぁ…と思う。
また、バーツや仲間達がいろいろな場面で放つセリフや行動にはカッコいいと思うし好感がもてる。


 90年代後半の海賊漫画ということでよく尾田さんと比較されているけど、米原さんは内容をわかりやすく、夢を追う男達を書く点で尾田さんよりうまく描けていると思う。(重要視している所が違うだけでしょう…)
ただ、今の時代からすると内容があっさりし過ぎているし、人気のでる絵ではなく、戦闘シーンは迫力がなく面白いとは言えないかもしれない(当時はまだ時代にあっていたかもしれないが)。
だからといってそれがこの漫画をイマイチにしている訳でもないし、逆にこの漫画の売りである「男のロマン」を表現するには十分すぎる仕事をしていると僕は思う。

 何度もいいますが「男のロマン」、「手に汗握る冒険」ものが好きな方にはオススメの作品です。
自分を危険にさらしてまで絶対に仲間を見捨てない友情、感動シーン、大味な戦闘、カッコいいキャラクター達が大勢、の作品が好きな方は間違っても閲覧しないほうがよいでしょう。

 文句なしの6点です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-15 01:39:21] [修正:2011-07-15 01:39:21] [このレビューのURL]