「えびりん」さんのページ

総レビュー数: 5レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年05月01日

9点 リアル

◆いまさら絵がどうの、ストーリーがどうの言うまい。障害者スポーツを扱っているが、それはたまたまに過ぎない。男が、何かに、打ち込む、アツい、魂が、ここにはある。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-07 15:11:07] [修正:2006-05-07 15:11:07] [このレビューのURL]

10点 capeta

◆アツい、アツいぞ!曽田正人!!自身が愛してやまないレーシングもの。つまらないワケがない。この調子でガンガン行ってくれ!
◆モナミちゃんカワイイ。ナナコさんイロっぺー。昴ですら作者が避けていた”萌え”描写が、なにか吹っ切れたようにこの作品では炸裂している。やれば出来る子だと思っていたんですよ。オジさんは。
◆まさに魂のレーシングマンガ。ぶるっ.....。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-07 14:55:15] [修正:2006-05-07 14:55:15] [このレビューのURL]

7点 D-LIVE!!

 世のすべての乗り物好きの男の子並びに女の子に捧げる作品。この作者はとかく絵で語られることが多いのですが、映画で言うと「脚本」の部分が非常によく出来ているのがわかります。もう一人(?)の主人公である、取り上げる乗り物によって、脚本部分をそれぞれの得意とする分野のシナリオライターが担当するという珍しい構成をとっています。今後は、マンガも映画のようにそれぞれのスペシャリストによる分業制をとっていくものが増えていくのではないでしょうか。よく出来た脚本と確かな画力に支えられて、魅力ある登場人物たちが動くとき、そして主人公の超絶運転技巧による胸のすく活躍を見ると、良質なハリウッド映画を観たあとのような読後感を覚えます。

 

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-05-07 14:42:06] [修正:2006-05-07 14:44:10] [このレビューのURL]

 絵のうまさは、業界全体でも屈指ではないでしょうか。特に女の子がカワイイ。少年マンガに登場するヒロインキャラは、とかく添え物程度のステレオタイプな性格付けしかされてない場合が多く、何人かいても区別できないこともありますが、その点この作品ではしっかりキャラ立ちしていて好感持てます。もちろん、主人公を含めた他のキャラは言わずもがな。
 演出も、けっこう映画的カット割りやカメラワーク(?)を多く取り入れて、読者あきさせまいとする工夫が見られます。読んでいて非常にアツくなれます。

 この作品、主人公を食ってしまう勢いで、蛭魔妖一の存在感が群を抜いています。サブキャラなのにも関わらず、蛭魔妖一がいなければ成立し得ない物語となっていることに注目。「敵になるとコワいが、味方だとこれほど頼りになるヤツもいない」を体現する彼は、古今のマンガ登場キャラのなかでも白眉の存在といえるでしょう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-07 14:30:10] [修正:2006-05-07 14:30:10] [このレビューのURL]

◆安野モヨコのマンガが好きなのさ。いや、正確に言うと安野モヨコのマンガに出てくるキャラクターが好き。作者は女性であるから、もちろん主人公は女性が多いんだが、実にリアルだ。ちゃんと独立した人格を持ち、本当にその世界に息づいているかのよう。個人的に安野モヨコの描く女性ってすげー好みなんですわ。

◆思うに、安野モヨコは、自分が所属する”女性性=ウィメニズム(←わしの造語)”を愛してやまないんだろうと。作中には、女性が持つ独特のどろりとした嫌な部分、男性性への憧れなんかもきっちりと描きつつ、それでもなお自分が女性であることを全肯定するはっきりとした立ち位置が見て取れる。

◆単行本「働きマン」?,離┘團宗璽匹法?男性向け週刊誌の編集者である主人公が、まもなく新連載予定の、ある女流作家の担当になるというお話がある。その女流作家は若くしてデビューし、若い女性たち(主として10代)の間で絶大な人気を得つつも、最近はそれも頭打ちでそろそろ新境地を...という小説家としては微妙なポジション。作家の持ち味を生かしつつ、主な読者層である”オジサン”たちをも共感させるアイデアを、作家本人の反感を買いつつもぶつけてみる主人公は....というようなお話。このエピソードに登場する女流作家とは、もしかして安野モヨコ本人のことではなかろうか。もともとのデビューは少女誌であったが、青年誌から低年齢誌まで縦横に駆け巡る安野モヨコの現在に至るきっかけとなったこれは実話ではないかとわしは推測する。

◆予言。ドラマ化するであろう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-05-01 00:16:00] [修正:2006-05-01 00:17:24] [このレビューのURL]

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