「マンモスマン」さんのページ

総レビュー数: 3レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年11月16日

プロレスが好きなので読んでみましたが、地味。これに尽きる。
猪木&馬場がまだ日本プロレスにいた時代の話なので、パイルドライバーやジャーマンが超大技扱い。なので試合も地味です。プロレスに興味がない人は読まないほうが良いでしょう。
あとヒロインのルリ子さんに全く魅力がありません。自分の妄想だけで伊達直人=タイガーマスクだと決め付けて(それで正解なんだけど)、勝手に心配してきます。いまだにコナン=新一だと気付かない蘭ちゃんの方が良いよ。
ただしデスマッチのアイデアはすごい。『キン肉マン』であった水上ピラニアデスマッチ、クモの巣デスマッチ、はたまた魔方陣リングデスマッチなどは全て『タイガーマスク』が先にやってたのには驚きました。
最後は唐突に終わります。アニメ版のラスボス、タイガーザグレートが全く出てこないので一応ドリー・ファンクJrがラスボス扱い。ドリー・ファンクJr戦から結末までのなんともいえない悲壮感は素晴らしく、誰かに話したくなります。
好きなキャラクターは特になし

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-02-02 02:22:22] [修正:2012-02-02 02:22:22] [このレビューのURL]

楳図かずおの漫画を読むのは初めて。
迫力ある絵、斬新な設定と楽しみに読んでみたが正直「うーん‥」といった感じ。狂ってしまった大人たちとの戦いや数少ない食糧の奪い合い、小学校という小さな世界の中で団結する子供たちなど序盤はワクワクして読んでいました。
しかし中盤ぐらいの巨大怪虫との戦いで「もういいや」となりました。水と食糧を求めて砂漠を行くとオアシスが見つかる。しかしオアシスには恐ろしい巨大怪虫が、というシーンなんですが、なんと『怪虫もオアシスも一人の小学生の妄想が具現化したものだった』というオチ。なんだそりゃ。
あと時々はさまれる現代パートも母親がキチ☆イすぎて読むのがしんどい。特に野球場でホーム突入する選手にタックルするシーンはもはやギャグですね。
終盤などは結末をみるためだけに読んでましたが、あの終わり方は好きです。ハッピーエンドでもなくバッドエンドでもない感じ。
まとめると、中盤はダレるけど母親のキ☆ガイタックルと結末のために読む価値あり。
ちなみに一番好きなキャラクターは我猛くん

ナイスレビュー: 1

[投稿:2012-01-26 04:21:57] [修正:2012-01-26 04:22:58] [このレビューのURL]

序盤の柔道編や空手家との対決などは読むのがしんどいが、野球が始まれば(7巻から中学野球編)夢中で読み続けてしまう。野球漫画にするつもりなのにわざと最初は柔道漫画で始めたらしいですが。
剛速球ピッチャーの不知火や土門、片手でホームランを打つ怪力の雲竜など強豪ひしめく神奈川県予選を勝ち進み甲子園へ。しかし全国にはさらなる強豪たちが待ち構えている。切れ味抜群のフォークの使い手・緒方、鳴門の牙・犬飼小次郎と弟の武蔵、全てが謎に包まれた弁慶高校などなど。
個人的ベストバウトは2年目春の甲子園決勝のvs土佐丸高校戦。たぶんほとんどの人がベストバウトに挙げるでしょう。岩鬼・里中・殿馬らの過去が明らかになる熱い試合。(ちなみに2位は2年目秋の大会・神奈川県予選準決勝のvs白新高校戦)
他の野球漫画と違うところは、強いライバルだけでなくアイデア勝負のユニークな高校も多々あるところ。とてつもなく弱いのに相手高校の暴力事件や集団食中毒などの不戦勝だけで勝ち上がってきた南海高校や、わざとダラダラと試合時間を延ばして夕暮れで暗くなってきた途端に猛攻を仕掛けるBT学園など。
続編の『大甲子園』のために3年目夏の甲子園の前に終わるのもなんか良い。
ちなみに一番好きなキャラクターは殿馬

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-11-16 21:02:29] [修正:2011-11-16 21:14:53] [このレビューのURL]