「健太(99)」さんのページ

総レビュー数: 66レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年06月09日

面白さとか好きさ以上にこのマンガが全盛期の時に中高生だった人がうらやましい

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-10-04 22:42:16] [修正:2011-10-04 22:42:16] [このレビューのURL]

惑星のさみだれ、終わりよった
人気もあっておもろいマンガやけど何が良かったんかをまだ考えてなかった
正直1巻からくどいとおもたし、出る人出る人直感で行動する人で
それがくどさに拍車をかけとる喪服で集まるとことかその際たるものやけど
それが登場人物の性格じゃ無しにただの設定っぽい印象を作る
性格が設定にしか見えないって下手なマンガの典型
でもちゃんと面白いのはなぜやろう

それは全員、自分が、自分がという気持ちを隠しながら
仲間と接していたことやろう。設定っぽさを設定していたのは本人達
それを気付かせる獣との会話、さらに獣との会話の意味を気付かせる、
ほかの人たちとは違う夕日とノイの関係。
下手さを上手に隠したのか下手じゃないからできたのかは分からないけど
当然のようにそうしてる作者はすごいと思うけど、やっぱり他の短編集とかだと面白さが安定しない。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-02-10 00:02:35] [修正:2011-02-10 00:02:35] [このレビューのURL]

みるだけならキレイだけどマンガとして分かわかりにくい絵、キャラクターを表現しきれない絵の幅、錬金術の設定の半端さと生かせていなさ、話のテンポや話の運び方の悪さ。新キャラの登場時の雑さ、マンガとしてのこだわりのなさ、その辺に目をつぶればそこそこ良く出来た漫画だと思います。

ただそれがいけなかった。売れても不思議では無いという程度には面白い。
人気でまぁおもしろい鋼の錬金術師だけ読んで、少年ガンガンはレベルの低い雑誌とか、そういう印象が拡がる。
面白くないのに人気ならまだ、このマンガは自分にはわからん他のマンガに期待となったかも知れないのに半年ほどとはいえガンガンを買っていた人間としてはさびしい限りです。同時期に始まって4巻でおわったB壱はあんなに面白かったのに・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-03 11:19:45] [修正:2011-01-24 20:51:33] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

今現在、読んだ事のあるマンガで2(4)番目に好きなマンガです。
もちろん10点で、面白さの根本を見た気がします。
スラムダンクとリアルのように
雪の峠、剣の舞、七夕の国、ヒストリエ、どれも寄生獣よりも絵の上手さも
話の作りこみも、セリフまわしも、キャラ設定やその読者への定着のさせ方も上のマンガです。ヒストリエにいたっては化けたというほどの差があると思う。でも結局一番面白いのは寄生獣。

はっきりいって特に差がある最初の2巻が逆に1番おもろい。ウデに入ったドリルのついた蛇のような生き物をウデを縛って進めなくする。そんな簡単に防げるのだったらみんなやってる。ミギーが他の寄生獣より賢いのは、体の制御に回す文を思考にまわすからと、ウソでも説明できるけどそういうのは好奇心の強い年頃だからという説明どまり。高3にしてはみんながたいよすぎ。心臓を貫かれたときの死因ははショック死です、あんな方法ではたすかりあせん。だめなとこだらけ。

じゃあなんで面白いのか。相手をどういう人間だと思っていて、自分は相手にどういう人間だと思われたいかが行動、言動に反映される。そこに人間と寄生獣の違いを持ってきたことやろう。寄生獣は人間風なことまでしか出来ない。面白さの本質が人間を知るということと直結している。だから、それ町やよつばとなどキャラ設定や、人と人の距離感のとり方の上手いマンガは面白いけど、その面白さの正体自体を過剰なまでに、はっきりいって過剰に突きつけてきたことは寄生獣以外知らない。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-12-22 08:44:16] [修正:2010-12-22 08:44:16] [このレビューのURL]

読者を意識した漫画だった。
ものすごく簡単にいえばいじめを受けて復讐する漫画やけど
今実力派として注目されとる漫画家だけに半端な作品がちょっと残念やった。何というか半ホラーなところや。ホラーMにしてはホラーじゃないし
代表作のでろでろのヤングマガジンにしてはホラーそういう半端さが自分の中の評価を7点から5点にした。一番わかりやすい部分で言うならホラーにしては綺麗にまとまりすぎていた点があげられる。
ホラー作品の意地とでもいうのだろうか、オチで絶対読者の期待を悪いほうに裏切ってやるという気負いみたいなものがなかった。でろでろで一度電信柱から電信柱まで息を止めて歩くとお金を見つけるという話あった。思い描く金額が多きいほどそれが困難になっていく。見ているほうは最後に手に入れた大金をどう失うのかというオチを期待している。ただこの話では大金を手に入れ喜んで終わり。こういうキャラ設定無視のオチを意地でも出してくる。ミスミソウが途中で評価が異常な高さになったためか最初からそのつもりだったのか知らないけれど、それがなかったのが残念だった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-12-09 17:23:41] [修正:2010-12-09 17:23:41] [このレビューのURL]

ハッキリした違いというのを説明することは出来ないけど、面白い漫画には良作で面白い漫画  力作で面白い漫画 良作で力作な漫画
というのがあるような気がする。それぞれ、それを突き詰めたものが名作、大作、傑作でそこまでなればそれぞれに優劣というのはなくなてっくる。

ただホームセンターTENKOのように良作で力作というのが結局物足りなさが2つになって一番始末に悪い。猫ーミックー、F.C.ジンガという超名作、Mr.釣りどれんという傑作を作り出し、売れ方以上に”ファン”の多い鬼才とだ勝之の十分面白いけど、平凡な作品。でもやっぱりファンにはグッと来るんです。初めてとだ勝之を読む人は是非猫ーミックーやF.C.ジンガをおすすめします。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-24 03:17:53] [修正:2010-11-24 03:17:53] [このレビューのURL]

マンガが急速で連続的な変化を遂げた1990年代以降のマンガ、とりわけ吉田聡以降のマンガとそれ以前のマンガの違いの一つに伏目があると思う。

今では伏目は悲しみや苦しみという感情を表すに留まっている伏目は、それ以前のマンガではか弱さやけなげさという人物の性質を現すものとして描かれてきた。
試合のないときのあしたのジョーなどを思いうけべれば分かりやすいと思う。


見方としては、マンガの人の性質を現す表現が増えたことで相対的に伏目を性質を現す頻度が下がったというのも一つの解として正しいと思う。実際に初期の吉田聡の作品の一つであるスローニンではおでんやのばーちゃんは奥にただ立っているという描写が何度もされていた。現在ではけなげさを表す表現としてはこちらが主流になりつつある。

また社会が変化していき、それにあわせてマンガも変化したという見方もできるかもしれない。昨今の萌え系のコメディや、エロ系コメディなどの求められる風潮はけなげさの奥にある強さのほうに目が行っているからだろう。

赤色エレジーは本当に絵が上手いだけの古いマンガになりつつある。もちろんそれは実際今は古いマンガな訳だから当然だけれど、自分自身も含めて今のマンガを知る読者にはなじみにくくなりつつある。

ただここでだから昔は良かった、昔は悪かったという話をするのはあまりにもかっこ悪すぎるから避けるにしても赤色エレジーの伏目がちなヒロインのあまりの巧さを見たときだけは当事を知る人をうらやましく思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-11-04 00:19:17] [修正:2010-11-04 00:19:17] [このレビューのURL]

せんせいになれません!は今、らいか・デイズ、動物のおしゃべりなど雑誌の顔となっている4コマが長く続くうち最初ほどの面白さをなくし色あせていく中面白さが増していき、今の4コマ全体の中でも一つ頭の抜けた面白いマンガだと思いますが、他の作品は女の子は相当可愛いけど内容は面白くなくはないぐらいのマンガになっている。でもかわいい女の子欠かせたら日本一じゃないかと思ってます。ハルコは微妙だけど

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-14 23:16:31] [修正:2010-09-14 23:16:31] [このレビューのURL]

9点 ONE PIECE

ドラゴンボールと比較されることって良くあると思う。
共にジャンプで爆発的に売れたマンガということやろう。

ただドラゴンボールが選ばれて一番になって、こっちは消去法で一番になったというのが正直な印象や。
そのはずなのに、ドラゴンボールより良く出来ている。
ドラゴンボールがこのマンガに勝っている所は18号の美しさととピッコロのキャラ設定と、スーパーサイヤ人・通常時の書き分けくらいのものや。
二作品の違いというのは悟空(味方)から見た敵(世界)なのか、ルフィ(味方)をみる敵(世界)なのかということやけど、ざっくりとで良いならジャンプの90年代中盤以前か以後かという分け方になると思う。だからスラムダンクすごいという話でもええけど、もうちょっとワンピース自体に目を向けると、回想シーンと現在のかきわけの上手さが上げられる。本人達以外のモノローグの多様、今いない人物のキャラの定着させる上手さ、特にいうならヒルルクの逃げる格好と表情は強烈にキャラクターの印象を植え付けた。これで18号や紅心王子の花、ぺっぺっぺっちゃんに匹敵するヒロインがいたらもっと良かったのにと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-18 16:34:31] [修正:2010-08-18 16:34:31] [このレビューのURL]

相当面白い。ものすごく簡単にまとめると、各種料理漫画とへうげものをたして風呂をテーマにして描いた漫画。料理漫画は料理を褒め、へうげものは作った人間を褒める事をメインにしていて。テルマエ・ロマエはローマ人が日本の風呂について両方褒める。

まぁそれだけならどんな漫画家というだけなので面白さについて言えば、1話目2話目ですでにやられた。両方ローマに帰ったとき、日本で見た牛乳瓶と日本ザルというあっちの世界のものがあった。またあっちの世界では食で感動させられている。感動を伝える上でシンプルで確実な方法でそれでいて反応のさせ方は幅広い。でもちゃんと食べ物や平たい顔の人やサル以上に風呂についても感動させとる。

これがもし2回だけの短編でも相当面白いと思うけど。3話でそれをスパッと切り捨てる。3話目はローマに何もついて来ないし、ビールやヒメダケ煮も新しい食べ物や飲み物だという認識は無いし、描き方も違う。

でも最初の余韻として食べ物に対する感動を感じてしまう。

またローマ人が日本のものに驚嘆するとき、最初に平たい顔族といわれたことも助けて罪のない優越感を演出していて、テーマの新しさ云々抜きにしても漫画としてすごい良く出来ていると思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-05-07 00:11:14] [修正:2010-05-07 00:11:14] [このレビューのURL]

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