「4405」さんのページ

総レビュー数: 3レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年10月06日

漫画としておもしろく、楽しめる。

試合での選手たちの動きに迫力があって、スピーディだし、躍動感もよく伝わってくる。サッカーというものが丁寧に描かれていると思う。
目的をもった練習でレベルアップしていく描写もよい。

キャラにも魅力がある。蹴治とかおるをはじめ、桜高サッカー部のメンバーもみんな個性的で、それぞれ重要な役割を担っている。
ライバルも圧倒的な存在感を放つ黒夜、小さいながらも完璧なGKとして桜高の前に立ちはだかる千手、とても魅力あふれるキャラが登場する。

ただ、この作品には、よくあるような必殺シュートや足技のようなものは出てこない。それゆえ、少年漫画としては地味な印象になるのかもしれない。

個人的には漫画として面白いし、好きな作品だけど、
蹴治とかおる、そして桜高サッカー部の成長をもうすこし見届けたかった。
せめて、もう一度仁多花と試合をするまで。
とにかくおしい作品である。

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[投稿:2012-10-09 07:32:32] [修正:2012-10-09 07:32:32] [このレビューのURL]

この物語は山田料詩君が東シナ海高等学校に転校してくるところから始まる。
隣の席の鳥居あすみちゃんには、何故か頭に矢が刺さっていた。
彼女は矢のコンプレックスから周囲との関係を拒み孤立していたが、
山田君と行動をともにするようになり…。
以上があらすじで、

割とありがちなドタバタ系のラブコメといった感じである。
内容も荒削りでいろいろと突っ込みどころはあるが
ときどきハッとさせるような描写があり、それが本作の侮れないところである。
はじめから一貫して二人の関係に焦点が当てられていたこと、
あすみちゃんの成長、変化が自然に感じられたところがうまかったと思う。

扉絵や表紙絵では、あすみちゃんの本編では見られないいろんな表情を見ることができるが、それがまた、独特の雰囲気を醸し出しており、この作品の魅力でもあると感じている。

連載時に単行本を購入していたのだが、処分してしまった。
古本屋で見かけ、懐かしくなり再び購入したのだが
甘酸っぱくて、ほろ苦い青春を感じさせてくれるこの作品を今度は大事にしたい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-10-07 20:15:44] [修正:2012-10-07 20:15:44] [このレビューのURL]

8点 谷仮面

非常に面白かった。
とにかく勢いがすごい漫画。

絵は上手いという感じではないが、キャラクターの個性を表す味のある絵だと感じる。
話が突然にいろいろな方向へ展開していくが、谷くんたちの勢いそのままに読ませてしまう。
最後の方は、エアマスターやハチワンダイバーに通じる熱さも感じる。
難しいことは考えずに、一気に最後まで読んでしまうのがいいかと思う。
エアマスやハチワンも熱いしおもしろいが、ヨクサル先生はこのような勢い重視な作品があってるのかなーと感じた。


個人的にはコニオの顔芸がツボだった。

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[投稿:2012-10-06 09:18:28] [修正:2012-10-06 09:18:28] [このレビューのURL]

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