「natyu」さんのページ

総レビュー数: 72レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年07月30日

絵以外で減点する事ができない作品(まあこの人の作品全般に言えますが)ギャンブルの駆け引きの面白さも格別なんですが、読んでいて人生を教わる事もできる傑作。ただやっぱり絵は減点で、タッチとかそういうのは関係ないテーマだとは思うのですが、演出があまりにワンパターンで漫画表現の特徴を生かしきれていない気がする所は仕方ない。大体ざわざわしてるか心の声で、要所で画面がぐにゃぐにゃになるくらいの演出、絵だけのインパクトで感動する事はまずないですね。でもギャンブルという頭を使う題材なのであえてシンプルな表現にして分かりやすくしているのかなという気もします。
まあとにかく間違いなく面白い作品!!

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[投稿:2007-09-04 20:29:45] [修正:2007-09-04 20:29:45] [このレビューのURL]

劇的なドラマや展開もなく、ダラダラと進んでいくが、読み終えた時にいい漫画だなぁと思える作品。
個人的に思うこの作品の一番の魅力は、全てのキャラクターが善とか悪とかじゃない人間のいやらしさを持っていて、そしてその部分を自己険悪したり悩んだりと、本当にキャラクターに現実的な存在感があるからだと思う。ストーリーのためにキャラがいるんじゃなくキャラが話を回してるからドラマや展開が少ないんだと思うけど、その分登場人物に感情移入しやすく、何か、普通の漫画とは一線違った感覚にしてくれる。ただみなさんが言うとおり序盤(1〜2巻)くらいがとてもたるいので、読み直そうという気になかなかなれなく、全体的な完成度も高い作品と思えないのでこの点ぐらいで。
人を選んだり、途中放棄される可能性も高いと思うが、ハマって読みきったときの余韻は格別の物があると思う。

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[投稿:2007-09-04 20:15:09] [修正:2007-09-04 20:15:09] [このレビューのURL]

ジョジョの荒木先生のアシスタントという事で、所々にジョジョっぽい雰囲気をだしていた能力バトル。以外と少年漫画の王道を行っていたと思うが、キャラの魅力もバトルの盛り上がりもイマイチで打ち切られてしまった・・・・・特に展開や内容に無理があった訳でもないのだがキャラクターの顔が崩壊してる事が多かったのは気になった。

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[投稿:2007-09-04 19:53:55] [修正:2007-09-04 19:53:55] [このレビューのURL]

たくさんのキャラクター達が出てくる4コマ漫画。
1発ネタもあれば、何回か登場し続けるキャラもいます。
下ネタに耐性がないとダメですが、序盤はなかなか面白いシリーズも出ていて楽しめたです。が、後半からはあきらかにネタ切れのようで、オチが成り立ってないような話もチラホラ。作者自自身の自虐ネタや内輪ネタも面白かったりするのですが、頻繁に出てくるようになり逆に冷めました。
まあ読めないレベルの内容(最後の方はひどいと思いますが・・・・)でもなかったのでこの点で。

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[投稿:2007-06-01 00:37:31] [修正:2007-06-01 00:37:31] [このレビューのURL]

漫画家のストイックな生活をギャグとして描いた作品。
実際こんなめちゃくちゃな生活はありえないだろうが、この作者が描くとまんざらフィクションではないように見えておもしろい。連載でやっている「吼えろペン」のお試しのような感じもあるので、1巻だし買って損は無いと思う。

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[投稿:2007-05-17 02:50:06] [修正:2007-05-17 02:50:06] [このレビューのURL]

とりあえず熱血スポコンを逆手にとったギャグ漫画なんだけど、単なるギャグ漫画ではなく熱い何かを残してくれる作品。
コマ割とかページの使い方とかが普通ではありえない運び方がされていて、それが計算されたギャグとも見れるし、熱いメッセージを伝えるための演出にも感じられる。
終盤に少し勢いが落ちるのがもったいないが、笑えて熱くなれて、更に魂に届く名言盛りだくさんのすごい作品。
古い絵(まあこの絵だからこその作品なんだけど)とか一歩引いた目線で見てしまうとクソ漫画に見えなくも無い事から絶対的に万人に薦めれる物ではないが、これが良いと思えたらこの作者の虜になってしまうだろう・・・・・

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[投稿:2007-05-17 02:39:58] [修正:2007-05-17 02:39:58] [このレビューのURL]

Bバージンっていうのは本当に好きな人以外とはSEXしないため童貞というもので、これを最後まで守り通せるかというのが話のポイントなんですが、この設定に対しての主人公の心理描写がすごい。主人公は好きな子の為にオタクからイケメンへと生まれ変わり、更に姉からしこまれた恋愛テクを駆使してモテモテになります。しかしBバージンを守るためにやれるのにやらない。だけどそのかわり悩む。悩んで悩みまくる。とにかくここのところの葛藤の心理描写が本当に上手くリアルに書かれていて共感させられます。悩みながらもBバージンを守ろうと進んでいく異常な程一途な主人公を、作中に出てくるサブキャラクター達と一緒に応援したくなるでしょう。後半をもう少し短くまとめられたんじゃないかという気も軽くしますが、恋愛と人間成長を描ききった作品として間違いなく傑作!

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[投稿:2007-05-14 02:30:50] [修正:2007-05-14 02:41:17] [このレビューのURL]

5点 ねじ式

一時代前、カルト的な評価を得た作品。
しかし意味不明。理解不能。この作品の素晴らしさを理論的に論ずる事ができる人はそうはいないと思います。
冒頭から終わりまで、異様な感覚に陥りましたが安易に高得点も低評価もできません・・・・・・
あれですね。ピカソの抽象表現画を見たような感覚。
本物のシュールっていうのはこういうものなんでしょうね。
ただ僕はこういう抽象的なタイプの物から感銘を受ける事はできません・・・・・・・・

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[投稿:2007-04-19 23:20:22] [修正:2007-04-19 23:22:04] [このレビューのURL]

とにかくセリフ回し。外国人特有の皮肉のこもったやりとりの応酬は噛めば噛むほど味が出てきます。このやりとりをカッコイイと思えるか、薄ら寒いと感じてしまうかで評価は割れると思います。個人的にはかなりこういうやりとりが好きなので好評価ですが、良く分からない人物の引用や政治背景が分かってないと理解できないような物も多いので少し作者の自己満足的な作品とも感じられなくはないです。
エピソードは基本的には痛快なアクション物ですが、双子編、日本編は指定が入るんじゃないかと言えるほどの重さと救いようの無さがあるので、万人向けとはとても言えません。ただ僕はこの二編はかなりメッセージ性も強くて良いと思います。

減点するならやはりアクションシーン。画力は高いのですが見難い場面もちらほら。またガンアクションなのですが、主人公側はろくに遮蔽物も無しに敵をバンバン倒すのに自分らは無敵状態というリアリティのないもので、緊迫感がありません。まあそういうところを気にせずに、セリフ回しが好みにあてはまれば、かなりお気に入りにできる作品だと思います。

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[投稿:2007-03-30 18:10:23] [修正:2007-03-30 18:10:23] [このレビューのURL]

「みかん(未完)」で終わった前作シャーマンキングから満を持して作られた武井先生の復帰作だが、まさかの突きぬけ(10週打ち切り)というあえない結果に終わってしまった作品。
だが、魅力が無かったかというとそういうわけでもなく、武井節とも言える勧善懲悪を良しとしない作風や独特のネーミングセンスやセリフ回しに、ベテランらしい高い画力とこなれた構図等、ネット上では上々の評価を得ていた作品。
しかしながらアクションシーンの絵がかなり状況把握し難く、結局バトルもワンパンバトルであり「重機」と言う設定の魅力もあまり伝わらず、なにより読者層が合わなかったという点で打ち切りも仕方ないかなあという内容でもある。
後半、打ち切りが決まってしまった性か壮大に練られていただろう魅力的な設定が急ぎ足で公開されてしまい、ゆっくりやってれば名作になれたかもしれないのに・・・・・という気がした。

個人的にはこの作品より先に打ち切られてしかるべき作品が今のジャンプにはあると思うのだが、アンケート至上主義において票を得られなかった事は現実。仕方ない事だが商業誌は無情ですね・・・・・・

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[投稿:2007-03-13 09:59:42] [修正:2007-03-13 09:59:42] [このレビューのURL]

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