「クラムボン」さんのページ

総レビュー数: 57レビュー(全て表示) 最終投稿: 2007年01月03日

6点 PLUTO

まあいまさら言う必要もないと思いますが、『鉄腕アトム』の人気エピソードを浦沢直樹がリメイクしています。
単に絵柄や演出を現代風にするんじゃなくて、原作はあくまで骨格に浦沢さんオリジナルの展開や設定がいろいろ肉付けされています。
特に原作ではまんま機械だったゲジヒトとアトムの新デザインは本当に素晴らしい。キャラの精神部分が浦沢さん流の解釈でずばり表現されていると思います。
最近は相変わらずサスペンスな展開が続いてますね。ただおもしろいのは間違ないんですけど雑誌でこのペースを追うのはちょっと厳しいんですよね・・・プルートウにいたってはいまだにちゃんと出てきてないですし(笑)
個人的には1巻で描かれている「人間とロボット」についてもっと読みたいなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-14 16:27:50] [修正:2007-02-14 16:27:50] [このレビューのURL]

暗い青春を生き抜くためには、悲しみを怒りに、そして怒りを笑いにかえていくしかないのである。
否モテ、否美形、毛なし、ホーケー
神に愛されなかったヒネクレ少年のどんなに強きことか。
こうはなりたくはないが、その笑いのエネルギーは心から羨ましい。と言えば怒られそうだ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-05 23:54:22] [修正:2007-02-05 23:54:22] [このレビューのURL]

戦後の日本を舞台に闘う女性を描いた傑作。

もうまず昭和の時代の空気が見事に表現されてるのに驚いた。
別に行ったことないからわかんないけど、これは間違いなく戦後だなって思ったからOK。

普通なら世界観にキャラクターが負けてしまいそうだけど、この主人公はむしろ圧倒してる。
加納トメの言動ひとつひとつが太陽のような説得力。
だから外国人の大男との試合で、普通ならありえない展開にも説得力があり、納得できる。
肉体的なハンデを安易に超えさせない作者はナイス。逆にカッコイイ。

後半につれて爽快なシーンが減らされ、人生の決断を迫るシリアスな展開に。しかしここで読むのを止めてはいけない。
そこは本作が「野球漫画」から「ヒューマンドラマ」に深化する大事なところだからだ。
ここを蔑ろにしてしまっては最終回のすがすがしさが台無しになってしまう。

もしカッコイイ漫画を探しているなら、わたしはこれを薦めます。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-02-02 04:23:16] [修正:2007-02-02 04:23:16] [このレビューのURL]

川原泉作品で唯一どうしてもなじめないのがこれ。
パワーも体力もあるプロの男性選手相手に、努力と戦略で女性選手のみのチームが対等に渡り合う姿にリアリティを感じられなかったんです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-02 04:01:14] [修正:2007-02-02 04:01:14] [このレビューのURL]

8点 青い車

感覚を駆使して読むと心にキます。と言うか理屈にこだわりすぎると何も掴めないから。
たぶんこの作品を言葉で的確に言い表せる人ってあまりいないんじゃないかなぁ。
村上春樹のいくつかの小説みたいな感触だとも思いましたけど・・・それとも違うような。
表題『青い車』がすごくいいと感じました。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-02-02 03:47:11] [修正:2007-02-02 03:47:11] [このレビューのURL]

さあて、10点をつけたものの何も書くことが出来ないぞ。
いちおう1000冊ぐらい漫画は持ってるけど、これといくつかだけは本棚での扱いが違う。それぐらい好き。
ゆえになにも書けず、硬直してしまう。

1回目は綿密なストーリーやメッセージ性に頭を打ちぬかれた。
2回目はまた異なる印象を与えられ、この作品の懐の深さに感動した。
3回目は・・・なぜかわからないけど、泣いた。一番心に響いてきた。

この作品は間違いない。純粋にそう思った。
そして、やっぱり楳図センセイの絵はなんか動きがおかしいよ。とも思った。

とりあえず読んでほしいな。
そして、こんなの0点だと思ったら1年おいてまた読んで欲しい。
そういう漫画だから。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-02 03:33:14] [修正:2007-02-02 03:33:14] [このレビューのURL]

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-01 22:59:27] [修正:2007-02-01 22:59:27] [このレビューのURL]

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-02-01 22:53:07] [修正:2007-02-01 22:53:07] [このレビューのURL]

わたしの中では女好きでニヒルな人ってイメージを抱いていた実際のロバート・ジョンソン。
しかしこの漫画の主人公RJはそれとはかなり印象が違っていてなんか新鮮な感じ。だってRJってほとんどビビってるか半泣きかなんですもん。
それにしてもこの作者、読者が行ったことのない時代の空気をわかりやすく表現していてるのがすごい。『ヴィンランド・サガ』もそうだけど今のアフタヌーンはレベル高いっすよ。
一体この漫画のRJが最終的にどんな人生の結末を迎えるのか楽しみです。って言うか死ぬの?

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-30 01:11:18] [修正:2007-01-30 01:11:18] [このレビューのURL]

7点 青い花

得点のみ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-01-30 00:55:31] [修正:2007-01-30 00:55:31] [このレビューのURL]

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