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 しょっぱなから既に99人も人殺していたり、課外授業で悪党殺しをしていたり、説明もなく人が武器に変身したりと、ツッコミ魂に火をつけてくれる漫画

 年中ハロウィンのような世界観はなかなかいいし、話のテンポも悪くないが、全体的に底が浅い

 「考えるな、感じるんだ」というブルース・リー先生の教えを忠実に実行するとこんな感じになるのかもしれない
 うん、考えることも必要だな、やっぱり

 漫画とは関係ないけど「マカチョーップッ」って叫びながらスローモーションでブロックぶっ壊すCMが一時期頭から離れなかったのはいい思い出

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-11 07:34:58] [修正:2009-04-11 07:34:58] [このレビューのURL]

こういう漫画はいかに萌えられるかにかかっている
かわいいけどこの系統はもう秋田 

余談だがなぜ萌え漫画で4コマという形式をとるのだろうか
ただ4つにコマが分かれてるだけでオチがない時もあるし
普通の形式の方がかわいさを目立たせる表現方法が増えると思うんだけど

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-10 17:07:03] [修正:2009-04-10 17:07:03] [このレビューのURL]

この作品を初めて読んだとき、「こんな人たちが周りにいたらな」としみじみ感じた。
特に主人公のよつばのような無邪気さ、とーちゃんのような面白い父親、ジャンボやヤンダみたいな友達、そして綾瀬家のような隣人。
こんなに温かい毎日を望まない人たちは果たしているのだろうか?

爆笑できるところは爆笑できる。
でも、このマンガの魅力は「笑い」ではなく「温かさ」にあると思う。
今まで読んできた漫画の中でも特に面白く、温かい作品。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-10 02:05:22] [修正:2009-04-10 02:05:22] [このレビューのURL]

 読んだ感想は面白いという以上に怖かったです。この怖さを正確に表現できるかわかりませんが、この作品が架空の世界、架空の話でありながら戦争の闇の部分を的確に捉えている作品なので長くなりますが書いてみます

 「殺人マシン」という言葉に疑問を思ったことはないでしょうか。殺人者ではなく殺人マシン。この「マシン」という部分に戦争の暗闇の一部があるとは日本人ではあまり想像できない事かもしれません。
 第一次、第二次世界大戦で戦闘の長期化が起きると、兵士は人を殺す罪悪感と命を奪われる緊張感から、精神を蝕まれ銃を持っていても発砲しなくなったそうです。その割合は7割強。これは軍隊としてはかなり深刻な状況でした。
 事態を深刻にとらえた軍上層部は、徹底的な訓練を行います。徹底的な訓練というと聞こえがいいですが、実際は心の底から殺人できるように洗脳していきます。人の形をした銃を撃つターゲットを見たことがあると思います。あれも人をみたら躊躇なく殺せるようにする方法の一つで、これは非常に効果がありました。厳しい訓練を受けたものほど、より冷酷に効率よく人を殺せるようになっていきました。訓練は大成功でした。兵士達は敵兵だけではなく民間人でも平気で殺せるようになっていました。それこそマシンのように。
 しかしここで問題が起きました。戦争が終わり帰ってきた兵士は、元の生活に戻れなくなっていました。心から人を殺す事を「訓練」されてしまった為に。
常識的な行動、すべき事はわかっているのですが戦場から心が戻れないのです。そして自分たちが知らずに人間以外のものになっていた事に、背負いきれない十字架を背負ってしまっていた事に気がつきます。多くの者が殺人者となったり、人を殺した罪悪感から自殺者が多数の出ました。これは現代の戦争を経験した多くの国で問題になっています

 この作品の主人公も普段は温厚ですが、一度戦闘になると非情な殺人マシンへとスイッチが入ります。「スイッチ」を読者にもわかりやすく表現された青く灯るランタンがとても印象的です。そして殺した後に自分の凶暴さと罪悪感で絶望します。これはとても現実的でよく描かれていると思いました。
 作中では、一見非現実的非人道的な特殊部隊が色々出てきます。しかし、戦争という空間はやってしまってはいけないというリミットが外れやすい所。想像したことをやりたい、やってしまう事が許される世界。非現実的と思われる行いが現実になる世界。その異常さがこの漫画ではエンターテイメントの範囲で表現されています。正直怖くて寒気が止まりませんでした。
現実の世界でも厳しい訓練を行い洗脳するよりも、攻殻機動隊のように脳を直接いじって一流の兵士を作る研究が行われています

 この作品は戦争が起こす狂気の世界とそれが残した爪痕を少しでも実感できるかもしれません。ただ架空の世界で書かれているからかろうじて読めますが、この漫画で表現された狂気の世界が虚構ではなく「リアル」だという事を本当に感じた時怖くなります
 この暗闇を本当に照らすことなど出来ない事かもしれない。でも、それでも考え模索するこの作品には意味があり、それだけの価値がある

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-10 01:13:07] [修正:2009-04-10 01:13:07] [このレビューのURL]

いろんな漫画レビューサイトで取り上げられてたので買ってみたのですが
1話を見た時、あれ?ただのドタバタなメイドギャグ漫画かー・・・
失敗したかなあと思ったのだけれど
段々雰囲気が少し落ち着いて読みやすくなっている感じがする。歩鳥の間抜けさはあまり変わらないけど。
あとこの手のジャンルにしては非日常的な部分も少しだけありますが全然OKな範囲。
適度に笑えて面白いです。

ただ、「穴」の回だけはちょっと浮きすぎのような気も・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-08 22:52:14] [修正:2009-04-08 22:52:14] [このレビューのURL]

中学の頃、いきつけの床屋に置いてあったのが
「こち亀」との初邂逅でした、この頃は面白かったです
両津の体力株式会社とか、滅茶苦茶なレース、マイホームネタetc…
陸上大会の暇つぶしには単行本をお供にしたもんです。

でも最近は、そんな昔のこち亀を期待している人には
残念な内容だと言わざるを得ません。
インターネットの普及等が秋本氏のレトロネタを奪ってしまった
ような気もしますね、そう考えるとちょっと同情してしまいます。
逆に昔を知らない人は5点くらいで読めるかも?とも思います。

一巻にあとがきを寄せた小林よしのりは
今の「こち亀」をどう思っているのだろう…
彼の意見をぜひとも聞いてみたいですね
レビューなのに人の意見を聞きたいなんてヘンな話ですが。

3点を付けましたが
秋本氏が少女漫画に両津を描く前とか100巻前か
そのあたりまでなら7〜8点です


余談ですが
昨今の長期連載ブームという負の遺産の原因は
ゴルゴ13とこの漫画だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-08 20:42:46] [修正:2009-04-08 21:01:23] [このレビューのURL]

50巻までは10点!
90巻までは6点…
それ以降は…とても…。
生まれて初めて買った漫画なんで、それだけに今の体たらくをみると悲しくなります。
ベーゴマやパチンコで負ける両さんを見たときは悲しかったなあ。
もう一度銃や車の書き込み、小ネタの数々が見たい。せめて絵だけでも全盛期の味のある絵を描いて欲しい。今の絵は汚い。
とりあえずなんなんでしょうね。あのマネキンみたいな絵を描くアシ。
彼の絵は70巻代から目に付くようになりましたが、非常に作品世界から浮いていますよね。
それに大原部長。かつての厳しくも優しかった彼の姿は皆無ですね。
ただの中年のおじさんです。
中川巡査。彼は昔から結構無茶苦茶だったけど格好良く、嫌味の無いキャラでしたね。
今はただの成金にしか見えません。
さらに、よくもあんなに魅力の無いキャラクターばかり量産できますね。寿司屋、大阪、弓道、マグロ漁船。
寿司屋の漫画が描きたいならさっさと連載を止めてくだされば描けますよ?

今の状態で連載を続けることはそれだけ若手の芽を摘むことになるし昔からのファンを裏切る行為に等しいと思います。
正直この漫画を改善するとしたら新キャラもろとも爆発させて無かった事にするとかしないといけないし絵も1年くらい休載して練習しなければいけない。

何よりあのアシスタントを解雇しないといけませんね。

そしてそれは残念ながらもう老人になりかけている作者には到底不可能なことなんでしょう。

あの頃の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が戻ってくることは永遠に無いのでしょうね、残念ながら。

「ゴルゴ13は凄いなあ、作者自身がゴルゴのように機械化しているのかもしれんな…。」

秋本さん、あなた自身も昔はそうでしたよ。間違い無く。
本気でこれ以上のギャグ漫画は存在しないと思っていました。
そう思っていたのは僕だけでは無い筈です。


ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-04-17 18:31:04] [修正:2009-04-07 02:35:44] [このレビューのURL]

6点 Roman

音楽のコミカライズというちょっと見ないコラボ。

Sound Horizonという音楽グループの『5th Story Roman』というアルバムは元々物語形式をとっているので、漫画で表現するのに他の音楽よりも弊害は少なかったと思います。

「其処にRomanはあるのだろうか」

という問いを主軸に、運命の連鎖によって人生という歯車が回って行くさまを二人の少女とその背後にいる一人の男が観察する、というのが大雑把な内容です。

前の話で出てきていた彼女がここで関係してくるの!?などの驚きも詰まっています。人生の縁というもの、運命という言葉をふと感じたりする方にはお勧めです。逆にそういった複雑な絡み合いが苦手な方はご注意を。

原曲を作った方曰く、「これも一つの解釈だ」との事なので、裏を読もうとすると果てがない作品でもあります。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-06 21:50:47] [修正:2009-04-06 21:50:47] [このレビューのURL]

鬼才、漫☆画太郎の集大成。
人間の一生とは実に儚い。死と生は常に隣り合わせ。
玄関のドアを開けた瞬間に刺されてしまうこともあれば、実の父親がある日突然狂ってしまうこともある。
この世で「完全に安全な場所」は存在しない。
日頃、我等が噛み締めている「安全」とは実に薄っぺらい妄想なのだ。
スタンリー・キューブリック(時計じかけのオレンジ)やマイケル・チミノ(ディア・ハンター)などの名だたる映画監督達が描き続けてきた「不条理」、「人間の狂気」をこの作品は大胆かつダイナミックな手法で見事に描き出している。
これほどまでに骨太の脚本が書ける漫画家は日本ではもしかしたら漫☆画太郎だけなのかもしれない。
だからコミックスを皆さんも買いましょう。
買ったら読む前に明後日の方向を向いて「画太郎先生いつも面白い漫画を描いてくれてありがとうございます」と10回唱えましょう。

え?
つまんなかった?

てめえはもう二度と読むな―――――ッ!


ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-09-07 23:38:37] [修正:2009-04-06 15:42:13] [このレビューのURL]

アラレちゃんに作品イメージごと全部持っていかれた漫画・・・でも本当に凄かったのはあの模型っぽいデフォルメだよね。


子供が好きな剥き出しの下ネタと、実はオタクな鳥山明の
パロディぽいキャラの可愛さに当時は皆やられたんだと思うよ

キャラの服装とかめちゃくちゃ変わるしね。


「物語」のドラゴンボールを経てから「日常」のアラレちゃんに来るとそこんとこ理解し辛いのかもね。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-04-05 12:34:44] [修正:2009-04-05 14:21:47] [このレビューのURL]

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