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6点 男おいどん
サルマタ、ラーメンライス、四畳半…。1時期を表現するアイテムって実はとても少ない。なぜだか、それらがとてつもなく懐かしく思い出される日が来る。若いと苦いって字が似ているよなぁなんてそういう味わいの作品。
作者は、おとぎ話の語り部のように戦争を語り、宇宙を語り、そして男を語る。
当時としては、ブ男が主人公の作品はとても珍しく新鮮だった。いや、かっこいいんだけど。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-04-02 22:56:14] [修正:2009-04-02 22:56:14] [このレビューのURL]
8点 屍鬼
原作既読。
小説と漫画の特性の違いをしっかり活かしたかなり出来の良いメディアミックスだと思う。
なんといっても漫画版の魅力はコメディタッチとシリアスのどちらもハイレベルでこなすフジリューの画のうまさだと思う。
原作の欠点である、序盤のテンポの悪さや、人物関係の把握しにくさをあっさりと克服しているし、人物のデザインも人物のキャラクターを良くあらわしたかなり良い出来だと思う。
個人的には特に、小説版ではただのストーカー女や、しょぼい下っ端だとしか認識していなかった登場人物が、漫画版ではかなり魅力的に描かれていて印象が大きく変わった。
逆に小説版の持つ重苦しい雰囲気であったり、長い内面描写、物語後半のスリリングな展開をこれからどのように再現するのか、今後も楽しみである。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-31 05:29:15] [修正:2009-03-31 05:31:07] [このレビューのURL]
10点 昴
やっぱり曽田正人はすごい。
バレエ漫画でここまで凄いものを書くことができるなんて…。
昴のその常軌を逸した天才ぶりから目が離せなくなる。
読んでいて鳥肌が立つのを覚えた。久しぶりに読み終えた後しばらく放心状態になった。
素晴らしい漫画だと実感した…。
中盤もう限界かなと思っていたが終盤はもうほんとに面白かったしまだまだこの漫画はいけると思う。
そして、この漫画をより際立たせているものは『目』だと思う。これはあくまでも個人的な意見なのだが、この漫画に時々アップされる目だけのコマにすごく魅力を感じた。
その目(特にすばるの目)は何とも言い難くその人物の心情などが流れてくるように感じた。
capeta、め組の大吾、シャカリキ…曽田作品はどれも大好きだけど中でも最も面白いと思った。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-30 23:47:15] [修正:2009-03-30 23:47:15] [このレビューのURL]
7点 NOiSE
BLAME!を読むならこの作品も読んでほしいです。
セットで読むべき作品だと思います。
この作品だけ読んでも、あまりおもしろさは伝わらないと思います。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-30 00:44:53] [修正:2009-03-30 00:44:53] [このレビューのURL]
期待せずに読んだのですが、思ったよりよかったです。
絵も上手いし、話もよく作りこまれている。
画面も見やすくて綺麗です。
初めは謎だらけですが、段々とすべての辻褄が合っていくのが面白い。
凝った衣装や主従関係など、作者の趣味が反映されている気がします(いい意味で)。
BLではないけど、多分女性向けです。
女の子が可愛い。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-20 12:17:51] [修正:2009-03-28 21:45:52] [このレビューのURL]
8点 めぞん一刻
大学受験のときの愛読書です。
「浪人なんてしないぞ〜」
「こういうきれいな奥さん持つぞ〜」て感じで。
奥さんはいまだに持ててないかな。
それはともかく、毎回毎回、管理人さんの勘違いで話が始まるっていうパターンが延々と繰り返されているお話なんですが、
「あなたをひっくるめて響子さんをもらいます」
のあの1シーンだけで、この評価点の価値があると思いました。
良縁に恵まれてない今、今また繰り返して読み返したい、かなw
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-28 01:21:02] [修正:2009-03-28 01:21:02] [このレビューのURL]
5点 ドラゴンボール
ピッコロ(マジュニア)戦までの出来は賛辞を惜しみません。
フリーザ以降になると、食傷気味を通り越して、痛々しくなってきた感があります。
本当にご都合主義的になってくるし。
悟空を含めて、死んだやつなんてじゃんじゃん生き返ってくるし。
インフレにどうしようもなく歯止めがかかんないし。
このころからジャンプを読むのを止めました。
スラダンを除いて。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-28 01:14:35] [修正:2009-03-28 01:14:35] [このレビューのURL]
6点 NOiSE
街で頻発する子供を標的にした誘拐事件。捜査員として事件を追っていた主人公は事件の陰で暗躍する”教団”の存在をつかむが…。
「ブラム!」の世界から数千年まえを舞台にした作品。
ブラムファン必携の1冊です。ブラムの世界がどのように始まったかを描き、ブラムについての疑問にある程度答えてくれる作品です。
しかし、ファンにはすごく嬉しい反面、ブラムをしらない人が読んで楽しいかというと微妙で、どうしても点数は低めになってしまいます。楽しみの面から言っても、まずブラムを読んであれこれ妄想してから本作を読めば2度オイシイと思います。
絵柄はブラム前半に近く、それほど綺麗という訳ではありませんが、弐瓶先生の持ち味は十分味わえます。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-25 23:50:46] [修正:2009-03-25 23:50:46] [このレビューのURL]
5点 ひだまりスケッチ
良くも悪くも平々凡々なほのぼの漫画。
内容は、悪くも無いとは思うけど、他誌や同誌に載っている
同系統の4コマ漫画と比べて何故これだけ大人気なのか…?
と、個人的には疑問。
悪い言い方をすれば、特筆すべきものが無いと思う。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-24 17:26:54] [修正:2009-03-24 17:26:54] [このレビューのURL]
3点 NANA−ナナ−
漫画内の倫理感が理解できかねます。
これをありえないと笑い飛ばすのならともかく
共感するってのが今の世の状況なんでしょうか。
あと、ヒットしてからの引き延ばしはどうかと。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2009-03-24 16:52:41] [修正:2009-03-24 16:52:41] [このレビューのURL]