「can」さんのページ

珍しく鬱じゃない鬼頭莫宏作品。

読んだあとは「なんだ、こういうのも描けるんじゃん! ていうか鬼頭先生、こういうのでも全然いけるじゃん!」ってなりました。
まあところどころに怪しい雰囲気が漂っているので、まだまだ油断はできませんが・・・

まだ1巻なので評価は暫定ですが、以降の鬱展開を期待している自分もいたり、「もうそういうのはいいよ。ほのぼの行こうよ、ほのぼのさ・・・」と思っている自分もいたりで、鬼頭先生の術中にまんまとはまっちゃってる感じですね。とりあえず続きを楽しみに待ちます。

作中の世界観というか、作品内で説明されている科学理論(?)に非常に感心しました。長々とした説明が続きますがくどく感じず、なんというかとても「それ」っぽいです。まあこのへんは、読者の趣味にもよると思います。興味がない人は流してもいいかも。ほのぼのコメディを楽しむのが吉です。

読後に再認識しましたが、鬼頭先生は本当にロリコンの変態ですね。原稿からそれが滲み出ています。(・・・たぶん褒め言葉です。たぶん)

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[投稿:2010-04-03 00:22:45] [修正:2010-04-03 00:22:45]