「摩訶不思議生物」さんのページ

正直作者のほかの作品はどうも読む気にならないんですが、コレはこのカルトっぽい感じがストライクでした

恐怖の対象が単純に化物とかじゃなくて人、子供、己の中の負の感情であるのはある意味リアルだな、と思いました

カタルシスへと向かう流れは駆け足気味ながらも、だらだらと謎の解明に時間をかけるよりも展開がよく、こういうのでよくある読者置いてけぼりはあまり感じませんでした

作品に狂気があるというより、作者の演出とかに狂気がにじみ出てます

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-12-13 02:41:48] [修正:2010-02-11 05:17:43]