「はるき」さんのページ

9点 BECK

マンガという手段でこれだけ音楽を表現できるんだ、と普通に感動しました。歌のシーンなんて音は聞こえなくても、いいアルバムに出会ったときに似た感覚を覚えます。

またBECKというバンド、そして個々のメンバーが少しづつ結束していき、ライブシーンがどんどん良くなっていくのが読んでいて嬉しいというか、爽快です。
特に作中で描かれた最後のライブですね、各メンバーのコユキへの想い、コユキの各メンバーへの想いが混ざり合って、ライブ会場にすごいエネルギーをもたらしていて「こんなライブ見てみたい」と思えました。

さらにもう1点、BECKを支える周りの大人たちがかっこよ過ぎます。

中だるみなしで34巻という長さを全然感じさせない、一気読みしたい作品。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-06-03 02:01:16] [修正:2010-06-03 02:01:16]