「くろしび」さんのページ

連載時も読んでいたけど、当時の時代背景を考えれば
サッカーなんてワールドカップの存在すら知らない人が大勢で、
Jリーグもなく日々行われてるサッカーの試合やW杯の予選だって
気にかけてる人もあまり多くなかったような気がする。

そんな時代の中この漫画が描いているW杯優勝
(学生なのでこの時点では全く無縁ですが)
を目指して頑張る翼がサッカーへの興味を
与えた影響力という点では凄まじいものがあったのは事実。
連載当初は20歳だったというのもびっくり。

漫画そのものという点では、ほとんど試合、試合の連続で
中盤にかけては必殺シュートの連続、ゲームじゃないけど
ガッツで頑張り、基本登場人物は爽やか。
1対1の勝負はボールを同時に蹴って吹っ飛ばされたら負け
みたいな、変な戦いをしてたりする。
試合を面白くするために怪我させてるんじゃ、という展開。
見開きも多く、コマ割りもでかくて巻数の割にサクサク。

格闘漫画で非現実的な技をしても、まあ漫画だし
とそれはそれとして読んでいける人なら問題ないけど、
こだわる人だとかなり受け入れられないと思います。

この点数は、思い出補正も加味せず、
今読んで色々目につく部分もあるので、
素直にではないものの、楽しめる漫画だと感じました。

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[投稿:2011-08-25 20:18:36] [修正:2011-08-25 21:00:37]