「とろっち」さんのページ

少女漫画における最高傑作との呼び声も高い古典的超名作。

永遠であるがゆえの孤独。少年であり続けるがゆえの儚さ。
愛する人を失った喪失感までも永遠に持ち続けなければならない辛さ。
永遠の時を生きる運命を背負わされた悲しみを描いた、繊細で優美な物語です。

ある意味一つの芸術品とも言える完成度を誇り、この作品自体に人を寄せ付けないような
圧倒的な雰囲気があるため、誰にでも親しみやすい作品ではないことも確か。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-04-29 22:28:23] [修正:2010-04-29 22:28:23]