「s-fate」さんのページ

 ネットで見られる「麦茶だこれ」の元ネタとして思い出しました。このマンガはタイトルと「原作梶原一騎」がすべてを語っています。この辺が好きな人ならどうぞといった感じです。今でも面白い。
 ただし、プロレスブーム期のマンガとしては比較的冷静なスタンスで描かれている物と思っています。例えばキン肉マンなどはそもそもウルトラマンみたく怪獣と戦っていたがリングで超人と戦いはじめる。そのくらいならまだしも、プロレスと関係ないマンガでいきなり作者がプロレスを熱く語りだすものまであったくらい。それが許されるほどのブーム。その中でこの作品は地味な印象でしたが、今となっては当時のブームの片鱗を伝える貴重な作品だと思います。

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[投稿:2013-11-23 23:37:13] [修正:2013-11-23 23:47:18]

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