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6点 骨の音

作者の初期短編集。
デビュー作である「ゴミの海」の時点で、読んでて光るモノを感じ、ひきこまれます。
絵は流石に古臭く感じるけど、デビュー作なんだから当然っちゃ当然。
「和田山」ではギャグなのにホラーっぽい作りをし、「夢が殺す」では本格的なSFホラーを描き、「指輪の日」ではちょっとした恋愛とキャラクターの成長を描いている等、短編集ならではの様々な内容が読めてどれもそれなりに安定した面白さを持っています。

ちなみに表題作の「骨の音」はタイトルになってるのに描き下ろしらしいです。

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[投稿:2010-02-28 22:29:33] [修正:2010-02-28 22:29:33]

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