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「狼の口 ヴォルフスムント」を連載中の久慈先生の短編集。
表紙の通り、主に戦国時代を舞台としたハードな内容の短編がメインです。

絵の迫力、台詞まわしなどは良いと思うのですが話のまとめ方が「ん?」と思う様な少し変わったところで終わるものが多かった印象。

そして読んでいて驚いたのは途中で突然アニメ版「エマ」第二幕の公式サイトで連載していた (今でも読めます)「舞子の部屋」になって雰囲気ががらっと変わるところ。
短編集ならではですが「どうしてここにこれを挟んだのか」と疑問でした。
しかし、読んでみると作者の短編からのパロディネタが含まれているんですね。(しかも未発表作品の)
絵も「エマ」にどことなく似ていて凄いです。「エマ」ファン、森先生ファンの方は是非。

分厚くて値段も割高ですが割と楽しめました。

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[投稿:2010-07-19 23:35:23] [修正:2010-07-19 23:35:23]

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