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本の中身が紙魚に食べられ、ストーリーが変わってしまうのを防ぐ為、「つじつまの悪魔」と共に本の中へ行って紙魚を捕まえたりする話。
なんだかあらすじだけ文字にすると「月光条例」と似てる感じがしますね。
とはいえあっちは藤田先生の世界で、こっちは竹本先生の世界なので全く雰囲気は異なります。

話の「つじつま」がキーワードとなっていますが、設定が変に凝っていまいちピンときませんでした。(まぁ、わからなくても楽しめるかもですが)
つじつまが辻島にとりついた時のかき分けがわかりづらかったりも感じましたし、最初の設定をもう少し詰めれば良かったのになあと。
あ、でも二巻から出てきたもう一人のつじつま憑きの子、五月が可愛くて好きです。

作者もあとがきでセルフツッコミしてますが、背景やコマ割りの似てるカットの多いこと多いこと。手抜きというよりむしろそれを通り越して水戸黄門のような安定感を感じます。
本の中の話は当然それぞれ違う世界にいきますが、その他学園内の描写は描かれる場面がかなり偏ってます。

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[投稿:2011-03-28 23:23:09] [修正:2011-03-28 23:23:09]

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