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元となる映画とはストーリー展開に違いはありますが、こめられた中身はほぼ同じです。

魔法少女ものというと、変身して魔法で謎を解決したり、悪を倒したりというのがパターンでした。
この「リリカルなのは」シリーズはその従来のパターンと比べるとバトルの締める割合が高く、もはや魔法バトルものといっても差し支えないと感じます。
戦闘タイプや魔法の得意な種類、果てには魔法少女の持つ杖(デバイス)に関する設定までかなり細かく決められており、ハッタリの効いたリアリティを持たせています。

また、主人公はなのはですがもう一人の魔法少女として登場するフェイトがストーリーのキモであり中心人物です。
どちらが正義でどちらが悪というのではなく、互いの譲れないものの為に相対する。
そして戦いを通じて二人の魔法少女はお互いを理解し友情を芽生えさせる事に。
敵役であるフェイトを魅力的にかけているので単なる勧善懲悪にあてはまらない王道少年漫画の様な友情物語がアツくかけています。

そしてなのはの魔法による必殺技。
圧倒的パワーから放たれる必殺技の安心感とワクワク感はかめはめ波を彷彿とさせました。

そんなわけで思った以上に楽しめました。
画力に関しても特に不満はないです。

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[投稿:2011-04-13 23:36:55] [修正:2011-04-13 23:36:55]

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