「朔太」さんのページ

ファンタジーを絡めてストーリーを膨らませたいのだけ
れど、少年誌から始まった制約で上手くいかなかった印象です。
同じ系統ではベルセルクがありますが、そちらは容赦ない
レベルでの非道や非情が最初に提示されていて、底流に
主人公の行動原理が明確です。
テガミバチでは、1巻でゴーシュを慕う主人公ラグの
行動原理が定義されているのは同じです。
しかし、やはり弱い。
どんな苦難も耐える覚悟の説明としては、子供は説得
できても大人は「しょせん漫画」となります。
そんな甘さが読み進める気持ちに棹をさします。

11巻を手元に置いて読み出しましたが、残念ですが
8巻途中で挫折しました。
我慢すれば後半はもっと違う展開があったのでしょうか?


ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-04-07 06:21:38] [修正:2019-04-07 06:21:38]

月別のレビュー表示