「そのばしのぎ」さんのページ

作品自体は悪くなく、普通に楽しめる漫画だろう。

ただ以前は何だか妙な既視感があったのだけど、思い起こすと後半の展開の仕方など同じ少年サンデーに連載されていた細野不二彦の「さすがの猿飛」とそっくりなんですよね。じいさんの名前はどちらも八宝斎だったりするし。
あちらのレビューに書かれている人がいらっしゃいますが、「さすがの猿飛」も当時はかなり人気があった筈ですが、完全に高橋留美子に食われた形になってしまったのではないだろうか。

そんな既視感と前作「うる星やつら」の設定や不条理さのインパクトの高さの反動で、らんまの評価は低目になってしまうかもしれない。

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[投稿:2011-01-08 02:58:39] [修正:2011-01-08 02:58:39]