「lilly」さんのページ

天ないとNANAのちょうど中間点に位置する印象がありますね。

初期の画風はまさに天ないそのもの。
スドーザウルスのぬいぐるみも出てくるし、翠と晃も出てくるし。(笑)

登場人物が成長するということなんでしょうが、
初期からどんどん物語が進むにつれて、世界が変わっていきます。
笑う要素がなくなっていき、「夢に向かう苦悩」が強くなり、その中で、ツトムの実果子に対する思いや、バディ子と歩の勇介を巡る三角関係など、恋愛面が絡んでいき、
個人的には「少女漫画」というよりは「女性漫画」としての印象が強かったりします。

掲載誌がりぼんはある意味間違っていた気もしますね。


NANAは多分ご近所の延長線上のところもあるのかもしれないけど、
NANAの場合はドラッグやセックスなどの要素が絡み、人を選ぶところが強いことに対し(NANAの場合、ある意味「中二病」のような感じもします)
ご近所の場合は、その点まだ人に受けやすいのかも。


でも、矢沢あいがりぼんに残らなかったのは必然でしょうね。

矢沢あい漫画を読むと、そのことを強く思います。

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[投稿:2011-07-09 16:28:35] [修正:2011-07-09 16:28:35]