「kiki」さんのページ

裁判員制度で選ばれた主人公含む一般人の裁判員達は、町ぐるみで集団イジメを受けていて殺人を犯してしまった被告人に対して死刑を宣告することができるか?
というのがメインで扱われていて、裁判員達にもそれぞれの事情があり様々な立ち位置から死刑を宣告するのに躊躇がない者、葛藤すつ者、また被告人の過去や裁判員制度のしくみなど様々なことが描かれてました。

ラストまでは想像の範囲内で物語が進んで、んー郷田さんの作品にしてはパンチがないなぁと思って読んでました。
が、いやいやラストのどんでん返しにはビックリしました。
さすが郷田さん、色々な事が想像にも及んでなかったわ。

内容は良いのですが、絵が独特なので読む人は選ぶと思います。

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[投稿:2012-06-10 16:10:15] [修正:2012-06-10 16:10:15]