「頭突き串の寿司」さんのページ

7点 外天楼

こういう物語の構成は大好きだがイマイチ拙い印象もする
それともこのB級感が「味がある」と言わしめているのか

それ町でもちょくちょく見かけることがあった、なんでもないような些細な伏線
エロ本を漁る少年たちも滅茶苦茶な刑事も
すべてはひとつの"人間の定義"へと繋がっていた。

3年以上に渡って連載していたなんて…
それだけかけただけのことはあるかも。


石黒先生が言うことにはこのマンガ、『全体的なテーマがエロスです。アガペの対極です。』
加えて『お子さんにもそれ町を読ませてるという親御さんは注意』なんて茶化してるけど
言わんとしてる本当の意味は欠けたものへの愛、ってことでしょう。
芹沢の愛、鬼口の愛、そしてエロ本への愛だって。

なるほどなーと思った。

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[投稿:2012-07-21 16:50:47] [修正:2012-07-21 16:50:47]