「やじウマ」さんのページ

主人公の武器が銃というのだが他の人も書いているように最近よくある乱射しまくってただ派手にぶっ壊すだけで緊張感もなにもあったようなものじゃねえ!、的な作品とは違う。(何とは言いませんが、なんとかラグーンやら○○シングとかね〜)
 主人公が撃つシーンは毎回1回、どれもが危機一髪の状況や決闘シーンなど緊張感のあふれる場面で、しかも一発で決めて状況をイッキに打破するというのがカタルシスがあるというのか、快感である。
 さらにそのシーン、毎回主人公が撃っているのが時間が止まったように見開きでフッと挟んでくる、というみせかたもなかなか渋くていいと思う。
 
 このように毎回話のハイライトとなる場面はかなりキレてるのだが、それ以外のところというのが…
 ベテランというのがあるのかもしれないけど話の作り方が教科書通りというのかベタというのか。
 キャラも同じことがいえて、主人公の相棒てきな存在のカイルぐらいしか面白くない。なんか他のキャラは妙に記号臭い。敵もそんな感じなので話も自分の中であまり盛り上がってこない。あとこの作者の特徴かもしれないが少し人間の顔の書き方が下手な気がする。

 まあ、そうはいっても決闘シーンのかっこ良さは魅力的だからこれから期待してみます。作者にも固定ファンがついてるぐらいですしね。

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[投稿:2008-02-15 17:44:45] [修正:2008-02-15 17:44:45]