「リヴィエラ」さんのページ

大きな力を持ちながらもそれに流されるわけでもなく、無理に力を押さえ込むでもない自然な形での力への理解の示し方が、”力(資質)”を持ちながらそれに振り回されることの無い芯の通った主人公像を確立している。
またそれに対応する存在である、努力で”力”を得たヒロインとの「才能vs努力」という在り来たりになりがちな構図からの脱却にも成功している。

その背景には、努力で得た物への理解の仕方と自分の持つ力への思いがあるわけですが、あまり言うと楽しみが減ってしまうのでそこには触れません。

とりあえずこの作品大好きです。
他の方の感想は「長くした方が面白い」ですが、自分は逆ですね。
と言うより漫画は基本的に長すぎると思っているのでこれで調度良かったです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2008-01-28 16:50:43] [修正:2010-08-09 10:59:09]