「リヴィエラ」さんのページ

取り合えず名作とされているのでこの作品のダメなところを箇条書きで書きたいと思う。

・初期の作風と最後の作風では違う作品と間違うかのような変わりっぷり。作者が意図しない展開だと分かる。

・最初は夢の詰まったアイテムでありタイトルとして重要な位置を占めていたドラゴンボールがただの「死人を生き返らせるためだけのアイテム」に成り下がった。

・そしてドラゴンボールがあることによって人の命というものの価値が希薄になってしまったこと。作中でも人が死ぬかも知れないと誰かが意見すると「ドラゴンボールがあるから大丈夫だ」というセリフが何度も出てくる。

・キャラの感情表現。
怒り、恐れ、驚き、焦り。などなどのセリフ全て"どもり"か倒置法で表されていて非常に単調。
声に出して読むことで、如何に読み難く稚拙な文かが分かる。

・ベジータ襲来のあたりから悟空以外のキャラのほとんどが噛ませ犬としか機能していなかったこと。
皆やられる→悟空登場→形勢逆転→悟空ツエー!の順番
 ヤムチャは有名だが、クリリンも初期は悟空のライバルと言う立ち居地だったが悟飯の遊び友達まで降格された。
ベジータも悟空の強さを際立たせるためのかませ犬。

・元気玉を覚えたあたりからフィニッシュはほぼ悟空ピンチ→皆オラに力を分けてくれ→元気玉というワンパターンな展開。

こんなところかな…まだありそうだけど
此処まで書いて、別にひどい作品と言うわけじゃない。
一応書いておきたかっただけ、基本自分は天邪鬼なんですよ。
面白さは十分に伝わってくるが、その他の何かが伝わってこないので4点。

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[投稿:2007-05-16 22:50:56] [修正:2007-05-16 22:50:56]