「香」さんのページ

<コミック18巻所持>

小学生から中学生に上がるころに夢中になって読みました。
ファンタジーというジャンルに興味をもつきっかけになった漫画です。この漫画の前作の「思春期未満お断り」から作者のファンで、渡瀬作品は全部コミックを買っています。この作者の伝えたいことの根本が自分にすごく合ったんだと思います。

また、キャラの描き分けの上手いこと。女性漫画家にありがちな髪型が違うだけ、若干つり目?などの微妙なものではなく、髪型が変わろうが、服装が変わろうが、一発で誰が誰か分かります。おっちゃんもちゃんとおっちゃんに見える!
中学生のときはせっせと模写していました。

また途中で仲間が死んでしまったり、悪役も単に悪役ではない、というところが20年前の私には新鮮でした。

少女漫画なので、恋愛要素も多いですが(性描写も多い)、バトルシーンも見応えがあります。本来は13巻で終わりですが、本の世界から戻ってきたあとの14巻からは要らなかったかなぁと読み返すと思います。それは、やっぱり鬼宿が好きだから、魏だと違和感があったからでしょうか。美朱もそれは感じていましたが。
あとは私が翼宿好きだったので、美朱との展開はショックでした(笑)

絵も綺麗し、ちょいちょいはさむギャグも好き(大阪人ノリです)、読者を説得させるだけのストーリー展開と見せ方はさすがです。

四神のそれぞれの巫女のお話で、これは朱雀と青龍です。玄武の話も終わり、最近、白虎編が異聞という形で雑誌に掲載されました。
20年以上の時を経て、全ての物語が完結するのが、楽しみです。

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[投稿:2015-03-17 11:43:11] [修正:2015-03-17 11:43:11]

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