「まれら」さんのページ

子供の頃読んで、窒息するほど笑っていた。復刻版が出たのを機に再読してみて、20数年ぶりに窒息した。
意味のない展開と非常識なギャグの連発。比喩でも嘲笑でも風刺でもなく、誰も傷つけず何に役にも立たない、ひたすらに純粋な笑いがそこにある。
綺麗なデッサンとゆるい笑いで作られるギャグ漫画が大勢を占める昨今の世代にとっては、お世辞にも上手いとは言えない絵とプリミティブな笑いは古くさく感じるかも知れないが、試しに一読してみて欲しい。
「ちゅどーん」「みゅいん」「しびびび」などという妙な擬音と、「しり」「こしまき」など、なぜか対象物にそのまま書いてある下品な書き文字の可笑しさは、とにかく読まないと理解できないだろう。

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[投稿:2007-12-15 16:04:04] [修正:2007-12-15 16:04:04]