「ててむ」さんのページ

凄いの一言。
処女作とは思えない完成度と情報量と情報密度。単なる宇宙に生きる人たちのヒューマンドラマに止まらず哲学的な領域にまで拡張する物語。
生きるとは。人間とは。愛とは。宇宙というとてつもなく大きな存在を舞台とし人間と比較する形で画かれる本作では、上記のような問いに戸惑う人々に対し、最終回でとても簡潔な作者なりの答えを明示しています。
凄いとしか言いようがありません。もはやポスト浦沢直樹の筆頭と言っても過言ではないのではないのでしょうか。そう思わせるだけのスケールの大きな作品。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2007-08-13 23:56:33] [修正:2007-08-13 23:56:33]

月別のレビュー表示