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エマニュエル・ルパージュ

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よみえまにゅえるるぱーじゅ

誕生年1966

性別

1966年9月29日、ブルターニュ地方サン・ブリユック県に生まれる。彼のバンド・デシネとの出会いは6歳のとき、『タンタン』を読んだことに始まる。13歳 で、『スピルー』の作画家ジャン=クロード・フルニエの個人指導のもと、バンド・デシネの作画を学び始める。建築の勉強の傍ら、ルパージュは最初のアルバ ム2冊を1987年と1988年にブルトン・ウエスト・フランス社から出す。1989年と1990年にはロンバール社から『L’Envoyé(仮題:派遣者)』(シナリオ:ユゲット・カリエール)を出版する。一般読者の注目を浴びるようになったのは、1991年から1997年にかけてグレナ社から出た 『Névé(仮題:ネヴェ)』(シナリオ:ディーテル)シリーズの5巻本。登山中の事故で父親を亡くした少年が大人になっていく過程、その成長を描いた作品である。またルパージュの名を揺るぎないものにした2000年刊行の『La Terre sans mal(仮題:悪なき土地)』(シナリオ:アンヌ・シブラン)は、アマゾンの奥地で原住民の集落と出会う女性記者の物語だ。この作品はルパージュ自身の中 南米での8ヶ月の長期滞在がもとになって生まれたが、この体験を元に、ほかにも『Brésil(仮題:ブラジル)』と『America(仮題:アメリ カ)』という2冊の旅行記をまとめ、さらに2004年と2006年には、彼の代表作ともいえる『ムチャチョ』の2部作を出している。その後、フュテュロポリス社から、同じ日にフランスで生まれた3人の少女の成長と人生を描いた『Oh les filles(仮題:少女たちよ)』(シナリオ:ソフィー・ミシェル)を2008年と2009年に、また2011年には、インド洋の南、南極地域にあるケ ルゲレン諸島への旅を描いた『Voyage aux Iles de Désolation(仮題:悲嘆の島々への旅)』を刊行。現在、エマニュエル・ルパージュは、2008年にある協会のためにチェルノブイリに滞在したときの体験を題材にした作品を制作中。

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エマニュエル・ルパージュの漫画一覧

ムチャチョ―ある少年の革命

総合点:8点 / レビュー数:2人

完結 / 連載開始:2004年~ (海外作品)

チェルノブイリの春

総合点:10点 / レビュー数:1人

完結 / 連載開始:2012年~ (海外作品)

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